カチモノガタリ


あなたの商品やサービス、または地域の価値を再発見し、発信していくお手伝いをしていく「価値創造研究所」。

主任研究員ichiroのブログです。地域活性化のNEWS・事例やマーケティングについて書いていきます。


まだやってんの?「○○を買ってオリンピックに行こう!」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

TOKYO 2020

東京オリンピックのチケットは申し込みました?

 

 

申し込みは5/28まで

もう締め切ったようですが、当選するもんですかね??

 

 

ちなみに我が家は抽選販売に申し込んでおきました。

 

ムスメの部活の女子バレーボール中心に4競技ほど申し込み。

 

当たんねぇかな…。

観たいな、バレーボール。

 

 

 

…という話はさておき、

TOKYO2020には、たくさんのスポンサー企業がついてます。

 

 

まぁ、イメージ向上になるし、商品も売れるかも、ですね。

 

オリンピックをいよいよ来年に控え、

スポンサー各社のオリンピック販促キャンペーンも目立ってきました。

 

 

 

…でもよく考えると、

 

チケットの買い方はネットを駆使して、

前回の東京オリンピックとは全然違う販売方法をとってるのに、

スポンサー企業の販促キャンペーンは全然変わってない。

 

 

販促といえばおなじみの、

 

「この商品買えばオリンピックの観戦チケットが当たる!」

 

「○○を買って、東京オリンピックを観に行こう!」 …。

 

 

 

…ひょっとして企業の販促キャンペーンって、この40年間、変わってない!?

 

 

ということでは??

 

しかもその告知は、やはりTVCMがメイン。

 

 

 

…いいのか、これで??

 

時代は変わっても手法は昔と全然変わらない。

 

一言、言わせてもらえれば…

 

 

業界マーケッターのみなさん、何してんですか??

 

 

 

これだけネットや消費者へのアプローチ方法が変化してるのに、

 

企業の販促キャンペーンの手法は、やっぱり「TV中心のマス」。

オリンピックみたいに国民的な行事だから、やっぱりTV。

 

そりゃ分かるけど、一辺倒みたい。

 

なんだかんだ言って、結局一番効くのは、「TV」。

 

…みたいの、イヤじゃないですか??

 

 

 

なんか、新しいキャンペーンのあり方、考えましょうよ。

できれば一緒に(笑

 

 

いやいや、自分が知らないだけで、

きっと新しい手法があるはず。

広い世の中には…。

 

自分はあまり知らないけど。

 

 

今までと違う、新しい販促の手法、

知ってる方は是非ご一報を!お願いします!

 

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観光地の定点観測ビジネス

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今回は久々にビジネスの話。

 

と言っても既存のビジネスモデル解説じゃなく、新しいアイデア。

 

インバウンドも順調に増加し、いわゆる観光地以外でも、

日本人の普段の生活や文化が外国人にとっては魅力的な観光コンテンツになってます。

 

中には、日本人にとっては当たり前のものでも、

 

外国人観光客には「これぞJAPAN!」的なものも。

 

 

例えば、マンホール。

 

外国って無いのかね??というほど日本人にとっては当たり前。

マンホールカードとか、ネットで海外に売れそう。

きっともうやってる人たくさんいると思うけど。

 

 

新しいビジネスって言っても単純なんだけど、

 

外国人に受けるスポットに定点カメラを置いて、

リアルタイムでその場がネットから見れる、というもの。

 

 

渋谷のスクランブル交差点に定点カメラ置いて、

常にライブ中継。

 

アプリから各地のスポットの生中継を見る。

 

 

以上、それだけ。シンプルでしょ?

 

日本人は買わなそうだけど。

 

 

でも外国人観光客には結構ニーズある気がする。

これから来る人も、一度訪れたことのある人も。

 

「ほらほら、オレ、日本でここ行ってきたんだぜ」

みたいな自慢をお国に帰ってからもしてもらう(笑

 

もしくは、日本の四季を感じる場所、

例えば、富士山がキレイに見える場所で定点カメラ設置。

 

季節に応じた富士山の表情をお国に帰ってから楽しむ。

「今度は雪景色の富士山見たいなぁ」的な。

 

 

 

これ、なにも東京や超有名な観光スポットじゃなくても全然OK。

色んな地域で、景色のいい場所や人が集まる場所はあるはず。

 

各地の観光協会とかに売れないかな??

 

 

 

しくみも基本的には、

①定点カメラを設置する

②アプリで常に映像を見れるようにする

③知ってもらって会員を増やす

 

これだけ。

 

 

軌道に乗せるまで大変そうだけど、固定費かからないし、

金額も月額300円くらいにすればイケると思う!

 

世界がマーケットだし。

世界に1万人会員がいれば、月額300万円。

10万人集めれば月額3千万。

 

 

 

いや、コレ、観光インバウンドだけじゃなく、

企業のマーケット調査とかにも使えそう。

 

人通りの多さや、年齢性別などのデータも取れる。

 

 

と、ここまで書いて、投稿するのやめようか…と少し悩む。

ちょっと真剣に考えようかな、と(笑

 

 

誰か、一緒にやらないかな??(笑

 

 

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部活の送迎「無意味な同意書」ってどうなの?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今回はムスメの部活の話。

 

中学の部活もあと残り1ヶ月を切り、最後の大会に向けてウチのムスメも頑張ってます。

 

御多分に漏れず、これまで土日は他校での練習や大会参加で

親の交代制で送迎してきました。

 

面倒くさかったけど、あと残り僅かとなるとちょっと寂しい気も…。

 

 

ところで先日、学校から同意書が。

 

これがまた、文書としてどうなの??という代物。

 

いつくか要点があったんだけど、簡単に言うと…

 

 

部活で他校や遠くへ生徒が行く場合、

 

① 「原則、公共交通機関で行くこと」

  ⇨いやいや、公共交通機関なんてない場所がほとんどでしょ??

   (新潟、田舎なんで…)

 

② 「自分の子は自分で送迎すること」

  ⇨現実、ムリでしょ。みんな仕事や都合あるし、車のない家もある。

 

③ どうしてもムリな場合、乗り合わせも可。

  ただし、親の間でルールを決めておくこと

  例えば、事故があっても運転者を責めない、

  保険は運転者の保険を使う、とか。

 

まぁ、③はわかる。大事だよね、事前の決め事。

そんなの決めて無いけど(笑

 

 

学校の立場はもちろん理解するので、

③のルール化は必要だよね。

部活の送迎、学校は責任とりませんよ!という理解も含めて。

 

 

でも、その結論に持って行きたいがための

①と②はちょっと理解できない。

 

 

ムリなの分かってて書いてるので。

責任とりたくない感、あり過ぎ。

 

 

ちゃんと③だけルール化するように徹底してくれればそれで良いのに。

むしろ、③は親だけに任せて学校は何もしない。

 

何かあった時に学校の言い訳にしか使えない内容じゃないの。

 

 

例えば、③なら学校が、

交代で送迎する親全員の署名・同意書を提出させるとか。

 

それが無いと送迎を学校としては認めない、と宣言するとか。

 

 

これじゃ送迎の時に事故があったとしても、

 

「公共交通機関で行くのがルールでしょ?

 そうじゃなかったら、あとは学校は一切関知しませんよ、

 親同士でルール決めてあるんでしょ?」ってなる。

 

実際、ウチのムスメの部活、

そんなルール厳密に決めてる訳じゃないし。

 

 

学校の同意書は、

本当に子供のことや、事故があった時の対応など、

考えてるとは思えない内容。

 

どうにかして欲しい。

他の地域や学校でもおそらく似たものでしょう、きっと。

 

 

 

なんかこういう姿勢って親として超残念。

責任取れませんよ、ってのは分かってるってば。

実際に何か起きた時に、ちゃんと活用できる内容にしないと無意味

 

仕事でも一緒だよね。

 

 

 

そういえば、今度の顧問の先生も、どこか上っ面的対応。

 

とりあえず、ムスメには、

中学生最後の部活、後悔しないよう頑張って欲しいです

 

 

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観光客に特産品なんて必要ないんじゃない?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今回のGW。

さすがに10連休ともなると、どこか出かけないと過ごせない(笑

 

とはいえ、ムスメの部活もあり…

ということで今回は近場の「東京」へ。

 

新宿に宿泊しつつ、都内を色々と散策。

 

 

どこ行っても大混雑!を覚悟して行ったんだけど、

思ったより混んでない。

 

案外穴場かも。いいかも、GWの東京。

 

GW初日のディズニーランドの閑散っぷりが

NEWSになってたし。

 

 

高速道路も特に渋滞もなく。

 

この時期、高速道路を利用する人にとって大事なのは

「渋滞予測」

 

予測にそってピークを避けるなど、

渋滞の緩和に相当役立ってると思われます。

素晴らしい!

 

 

 

ところで…、

 

以前、お金を落としてもらう工夫の欠落した

観光施設について書いたけど、対照的だなと思ったのが、

 

今回行ってみた東急東横の「目黒川」付近。

 

 

ドラマのロケ地になったり、代官山もすぐ近くで、

都会の中の自然、特に桜の季節に人気。

 

誰もいないかと思ったら、結構な人出。

みんな川に沿って歩いてる(笑

 

 

川の両側には小洒落たお店やカフェがたくさんあって…。

 

 

何となくお金を落とせちゃう(笑

 

 

観光施設じゃなくても、エリアにちゃんとお金が落ちる。

だって言ってみれば、ここにあるのは

単なる街中を流れる、昔ながらの川だけ。

 

 

 

街としてのインフラが違うといえば、それまで。

 

 

でも、

地方は頑張って観光施設で人を呼ぼうとして、

呼んだはいいけど、お金が全然地域に落ちない。

 

でも目黒川なんかは、

特に呼ぼうと頑張らなくても人が集まり、

目黒川の特産品なんかなくてもお金はちゃんと落ちる。

 

 

この差はどうしたもんでしょうか??

 

 

 

とりとめないんだけど。

 

少なくとも、観光には特産品なんかいらないのかもね。

目黒川には東京バナナもひよこも売ってないし。

 

 

必要なのは、

楽しんでもらう、ゆっくりしてもらう

 

そのための工夫だけ。なのかも。

 

 

とりあえず特産品じゃなくても

お腹すけば、何か食べるし(笑

 

よく言われる、

「うちの地域なんて何もないから。」

 

 

何にもないわけじゃない。

 

楽しんでもらう工夫、

お金を落としてもらう工夫、大事ですねぇ

 

 

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気がつけば令和の時代

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

ここのところブログ更新が滞り…

約1ヶ月ぶり。

 

まぁいつものこと何ですが。

 

とにかく、気がつけば時代は新時代「令和」へ。

 

いろんな環境変化や技術の進歩によって、

いままでとは全然違う時代に入っていくと思われます。

 

 

そんな中、時代に合わせ、しなやかに、しぶとく

生き残っていくために、

 

自分自身も新しい時代へシフトチェンジしていくことが必要だと、

 

最近特に思います。

 

 

 

新しい時代へいくためには、

 

古いものを捨て、

 

積極的に学び、行動し、発信していかねば!

 

と思っております。

 

 

なんて、想いを今日は改めて更新。でした。

 

 

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地方議員の実現不可能な公約はやめれ、という話。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

統一地方選も終わり。

議員の方々には国のために頑張ってほしいね!

 

 

でもね、選挙のたびに思うことが2つ。

 

1つは、その公約について。

 

今や人口減少、超高齢化、先行き不透明な社会保障、自然災害への備え、

安全保障などなど、日本の抱える課題は山積状態。

 

でもね、市会議員とかまでみんな言うのは、

 

「人口減少を食い止めます!」

「東京一極集中を是正します!」

 

いや、分かるけどさ、いったいどうやって??

 

人口減少の中、人口が東京一極集中するのはもう止められない。

 

だって、産業構造がサービス業中心になっている中、

人が集まるところでないとビジネスにならない。

 

そりゃそうだよね。

 

ネットの社会だから地方でも働ける、というのは確かだけど

まだまだ少数派だし、

リアルに人が集まっている場所の方が、いろんな意味で効率がいい。

 

 

公約として掲げるなら、具体的に何をするのか、明確にしないと。

 

そもそも、東京一極集中や人口減少を前提に、

 

「では、どうやって地方が生き残るのか?」を議論してほしいし、

 

公約にしてほしい。

 

 

「無理なことは言うな!」って、選挙の度に、いっつも思う。

 

耳障りのいいことしか票に繋がらない、というのも分かるけどね。

 

 

もう1つ。

 

選挙カー、うるせえ!(笑

 

 

特に選挙の後半戦なんか、

 

候補者の名前だけ絶叫してる(笑

 

 

とにかく投票には名前を覚えてもらわないとダメだからね。

 

 

でもさ、もうやめない??

 

そういう選挙。

 

 

ネット選挙になったら、何か変わるのかな??

 

投票する側から変わらないとダメなんかな??

 

 

例えば、選挙カーを禁止するとか。

政見放送と政策、討論会、実績などを可視化して

純粋に中身だけ見て決めたい

 

 

統一地方選とか、

とにかく議員の情報が少なくて判断できないよね。

 

 

あなたは誰で、これまで何してきて、

議員になって具体的に何やるの??

 

 

こういう情報、もっと必要だと思うけど。

 

新聞にもあんまし出てないんだよなぁ…。

 

 

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中学生の娘に教える「生産性」の考え方

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

部活動の「質の高い練習とは?」の続き。

 

そもそも、質の高いとは?を明確にしないと

質の高い練習はできない、ということですが、

その際に中学生の娘に例として話したのが「生産性」

 

例えば…、

 

ある工場で製品を組み立てる場合、

 

1時間に1個しか組み立てられない製品ライン

②1時間に2個組み立てられる生産ライン

 

どっちが生産性が高いか?

 

②、ですよね。当然。

 

 

でも、①の製品は1個あたり100円で売れる製品

②は1個あたり40円の製品

 

 

そしたらどうでしょう??

 

①でしょ。

 

1時間あたりの組み立て個数の生産性は②。

1時間あたりの金額の生産性で言えば①。

 

 

何か言いたいかと言うと、

「生産性の基準によって、どちらの生産性が高いか、は変化する」

ということ。

 

 

だから、「何を持って生産性が高いのか」の定義が先に必要なんです。

 

 

質の高い練習も一緒。

 

 

チーム全体の集中力を高めるのか。

レシーブやサーブなど、個々の技術の精度を高めるのか。

 

 

そこをまず決めないと、

本当に質の高い練習はできないよ、と。

 

 

「うん、わかった」と言ってましたが、

 

こんな感じでわかってもらえたかな?

 

 

また練習の様子、聞いて見ないとね。

 

 

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娘の部活動 先生の言う「質の高い練習」とは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

インフルエンザ、もうすっかり大丈夫なんですが、

心なしか、体力落ちた!という感じです。

 

 

今日はムスメの部活の話。

 

バレーボールやってるんです。始めた最初は市内でもほぼ最弱。

でもそこからみんなで頑張って中堅クラスくらいにはなったかな(笑

 

 

ところで先日の練習中。

練習を見ていた先生が、急に怒り出し、

「そんな質の低い練習してても意味がない!」

と怒って途中で帰ってしまったそう(笑

 

そもそも以前から厳しい先生なんですが…

 

 

そこで困った生徒たち。練習後に話し合ったようで、

その内容をムスメがノートにまとめてました。

(勉強もせず)

 

 

色々と書いてましたが、

質の高い練習をするためには…

 

・キャプテンにしてもらいたいこと…

・みんなが気をつけること…

・プレーの先を読んで動きを考えながらやること…

 

 

 

それを見て、ちょっと考えました。

 

色々と取り組むことはあるけど、

 

「そもそも、質の高い練習とは、どんな状態のことをいうのか?」

 

 

これを明確にしないとダメなはず。

 

 

それによって、キャプテンやみんなが取り組みべきこと、気をつけるべきこと、は変わる。

 

 

そこをちょっとみんなで考えてみたら??

 

 

と投げかけておきました(笑

 

ちょっと難易度が高いかしら??

 

 

でも、ちょっと考えてみてごらん。

 

色々見えてくると思うよ。

 

 

頑張れ、ムスメ!!

 

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マクドがバーガー作り体験を従業員対象に実施する理由

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

実は最近インフルエンザにかかりまして…。

この季節外れにちょっと恥ずかしいんだけれども。

 

3kg痩せました。まぁ、ちょっと体重減らしたかったので

ある意味ラッキー。

 

…と前向きにとらえたところで今日の話。

 

 

何回も書いてるように、今は自社の商品サービスをただ売ろうと思ってもダメ。

 

そこでみんな「モノからコトへ」ということで

いかに「顧客に体験してもらうか」にシフトしてます。

 

 

その体験づくり、お客様だけじゃなくて

従業員にまでその対象が広がりつつあるよ、という話です。

 

 

 

実施してるのはご存知、日本マクドナルド。

 

衛生面でのトラブルで一時期顧客からの支持を相当失ったマクドですが、

最近のイメージ向上と業績の回復はスゴイ。

 

マーケティングを学ぶ事例としてそのうち詳しく書いておきたいけど、

その話はまた後日。

 

 

ところで、その「クルー体験会」

 

目的はシンプルで、「バイトの定着率UP」

 

昨今の人材不足。特に外食産業は顕著。

 

そもそも、キツイ・(給料が)安い・(拘束時間が)長い、

という三重苦のイメージが強い産業だけに

 

「人材確保は超重要な経営課題」になってる訳です。

 

 

体験会は1人につき30分程度みたいで、

1日の仕事の流れを学ぶほか、

 

・先輩クルーとの懇談

 (バイトも人間関係大事ですからね。OBOG訪問みたい。)

・ハンバーガー作り体験

 

 

また、クルーのトレーニングも動画やゲーム形式にするなど

デジタル化で教育の期間短縮も図るんだそう。

 

 

これから嫌ってほどハンバーガー作るのに、

わざわざ体験してもらうってのはどうかと思うけど…

 

家族連れのお客さんの子供に体験してもらう方が

良さそうな気がする(笑

 

 

そんな笑えるような話かも、

だけど、人材不足感、ハンパないんでしょうね。

 

 

 

自社の良さや世界観を少し味ってもらうための体験。

 

 

従業員も働く場を選ぶんだから、

企業にしたら顧客と一緒。

 

むしろもっと大事な資産とも言える。

 

 

最近、景気が悪かったり、経営状況によって

カンタンに人を切るような企業が増えてるけど、

 

そういう企業はいずれしっぺ返しを食らう。

 

これは間違いない。

 

 

従業員満足、ちゃんと考えないと

事業の存続さえ危うくなる時代ですよ。

 

 

肝に命じましょうね!

 

 

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反対だがコミットする、という考え方

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今日は先日学んだ話。

 

 

今や各方面に多大な影響を及ぼしているアマゾン。

 

そのCEOであるジェフベゾスが

アマゾンが大企業病にならないために実施している施策の1つ。

 

 

株主に送った手紙の中で紹介されているこの考え方。

 

「反対だが、コミットする」

(disagree and commit)

 

 

新興企業としてのダイナミズムやエネルギーを維持していくには、

 

意思決定を素早くする必要がある。

 

 

いわく、

「ほとんどの場合、

 自分が欲する情報の70%で、決断しなくてはいけない

 

90%の情報が集まるまで待とうとすれば、

 

激しく変化する時代では決断した時には遅きに失する

 

 

だからアマゾンでは、この

「反対だが、コミットする」という考え方を採用している。

 

 

 

つまり、

「そのプロジェクトには反対だ。

 それでも、君たちが提案するプロジェクトに

 私は投資する」、とCEOが言う。

 

逆に、

CEOが出したアイデアに部下から反対意見が出てまとまらない。

そんな時、

「君たちの中に反対意見があることは聞いた。

 その上で、やってみようと思う。

 だから協力してくれ」とCEOが言う。

 

 

 

企業の後世に引き継ぐべき価値観とは

こういうことなんだなぁ

 

 

…先日読んだ本で勉強になったので、シェアしますよ。

 

 

 

 

ちなみに、三国志で言えば、

「趙雲子龍」

言わずと知れた、劉備の3番目の義弟とも言うべき、

豪傑にして一番の忠臣。

 

 

趙雲のスタンスは、

 

相手が君主であったとしても、言うべきことは言う。

ただし、その上で決まったことに対しては、

その実行に全力を尽くす。

 

まさに、disagree and commit 

 

 

 

企業全体の価値観もそうだけど、

 

上に立つ人ほど、こういう人間こそ大事にすべき。

 

耳に聞こえのいいことだけ言うYESマンばかりじゃ、

 

ダメになる。

 

 

 

三国志、実は好きなんだ!

 

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ベーシックインカムで高まる「目に見えない資産」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今日は前回の続き。

 

ベーシックインカムがもし導入されたら、

お金=貨幣の価値が相対的に下がっていくよね。

 

じゃあ、お金じゃなかったら、

どんなものの価値が高まって行くのか??

 

 

 

ベーシックインカムの議論でよく出てくるコスト以外の話は、

 

「そんなんじゃ、やりがい持って働けないよ!」って話です。

 

 

 

ですよね。

 

「人はパンのみのために生きるにあらず」

 

 

働くことは生活のためだけじゃなくて、

自己表現だったり、自己実現のためだったり、

とにかく、やりがいを持って働く、というのは大事です。

 

 

 

いや、だからこそ、

人間が働く必要が少なくなってくるからこそ、

 

「好きなことでしか働かなくてOKになる」

 

生活のために、嫌々我慢して働く必要なんて無くなる訳です。

だって最低限のお金はもらえるから。

 

満員電車、もう乗らなくてもいいんです。

 

 

 

好きなことを仕事にして一生懸命にやる。

 

そういう働き方で価値が高まるのは、

 

「他人からの評価だったり、共感だったり、人脈だったり」

 

 

 

はい答え。

 

お金の替わりに価値が高まるのは、そういう

 

「目に見えない資産」

 

 

それを積み上げておくことで、

必要な時にお金に替えることができる時代です。

 

 

 

あとは、文化、アート、教養みたいなものも価値。

 

昨今のデキるビジネスマンのキーワードは、

 

リベラルアーツ。格闘技じゃないよ。

 

西洋美術史とかホモデウスとか、そういう本確かに売れてますよね。

 

それも大きな流れの1つだろうと。

 

 

 

これからの時代、稼ぐためには、

会社の名前やセールスの押しの強さ、効率よりも、

 

教養のある信頼できる人間になること

 

今まで見えなかった人柄や他人からの評価が

SNSやBlogなどで可視化されるようになってきた。

 

 

企業の大きさよりも、人。

 

「人」で買う時代にどんどん近づいてるよ!

 

 

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ベーシックインカムの世界の想像

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今日は、「ベーシックインカム」の話。

 

というか、もし導入されたら、どんなことが大事になるか?という話。

 

 

まず、ベーシックインカムとは、

住民全体に生活保護的に生活費のコストを支給したり、

生活インフラを無償で提供したりする制度。

 

AIやテクノロジーの進化によって、

人間の働く場が奪われていく!という議論があるけど、

まさに、人間が働く必要が少なくなった時代には普及するのでは?

と言われてます。

 

 

 

よく言われるのは、財源は?って話

 

でも、今の生活保護の他、いろんな低所得者への支給や支援制度を廃止して

ベーシックインカムを導入するので、

コスト全体はかえって安く済む、という話もある。

 

コストはもちろん、何を廃止していくら支給するか、による。

 

 

 

コストはとりあえず置いといて、

 

 

これまでの資本主義社会で重要だったのは、

 

「いかに効率的に稼げるか」

 

だから、給与の高い、潰れない会社にみんなが入りたいし、

そのためには、高い学歴が必要だった。

 

 

それがこのベーシックインカムなどにより、

稼ぐ必要性が相対的に低くなる、ということは、

お金の価値そのものが下がっていく、ということ

 

 

そうだよね。稼がなくても最低限のお金はもらえるから。

少なく遠、今よりも大事じゃなくなる。

 

 

 

お金、いわゆる貨幣の価値が下がるってことは、

 

別のものの価値が高まる、ということでもあるはず。

 

 

それって??

 

というところまでが今日のお話。続きは次回へ。

 

 

今日ちょっと時間なくて(笑

 

 

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「ETC2.0」で運転モラルは向上するか?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

先日、といっても去年ですが車を換えました。

今時当然、ETC付けるんだけど、今のETCって、DSRCって言うらしい。

 

なんだか分かんないけど、とにかく今までの進化版。

言ってみれば、「ETC2.0」だそうで…。

 

 

何が変わったか調べてみると、

ドライバーサポートが充実したようで、例えば、

・リアルタイムで渋滞情報などを取得して通知してくれる

・災害時に道路状況などを通知してくれる。だとか。

 

今のところ、高速道路にある「ITSスポット」なるものから

情報を送受信して通知してくれるみたい。

 

 

そっか。便利だね。

…で終わろうと思ったんだけど、

 

よく考えたら、高速道路上にあるスポットと常に送受信するなら、

 

どこからどこまで、時速○㎞で走ったか、とか、

どこのサービスエリアで何分休んだか、とか、

 

全部モロバレってことか!

 

サービスエリアで何を食べたか、も

カードやキャッシュレスで支払ったらバレる。

 

 

 

ITを活用した利便性あるサービスには、

常に個人情報やプライバシーの問題があるのは分かるけど、

便利さと引き換えに、どんどん管理されていくのね…

 

 

いやしかし、コレ、「スピード違反ゼロ」実現できるね。

 

 

全部記録されてるから、

後から全部請求できる。

 

違反の発見から、ドライバーの割り出し、違反金の請求、

支払いの確認、督促まで、全部AIで。

 

 

税金なんてあっという間に集まる。

 

 

ドライバーのモラルと警察の取締りという、

不確かなものや大きなコストがかかっても撲滅できないスピード違反。

 

 

テクノロジーで簡単に実現できる。

 

消費税なんて上げる必要なし。

 

 

人間のモラルだけでは解決できないことも、

テクノロジーで可能になる。

 

 

うーむ良いこと。…なのか??

 

 

スピード違反撲滅くらいなら、思考停止で

「便利でいいじゃん」で済むけど、

 

どんどんコレが広がって行くと…。

 

良いも悪いも色々あるけど、やっぱりちょっと怖いね(笑

 

 

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入場料の必要な「本と出会うための本屋さん」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今話題の本屋さん。

 

六本木の「文喫」。 

文化を喫する本屋さん。既にカッコいい(笑

 

話題のワケは、本屋さんに入るのに、

入場料1,500円(税別)が必要だから。

 

 

コンセプトは「本と出会える本屋」

 

今やネットでなんでも買える時代。

欲しいものが決まっているならネットは便利。

品揃えでも、価格でも、アマゾンには勝てない。

 

 

そこで目指したのは「アマゾンの反対側のサービス」

 

本棚はジャンル別で、単行本も文庫本も

ジャンルが一緒なら一緒の展開で、

興味がわいた本に手を伸ばしてもらい、

「偶然の出会い」につなげたい、ということです。

 

コンシェルジュもいて、

読みたい本を選んでくれる選書サービスもあり。

 

 

 

うーむ、本好きにはたまらない店かも。

 

個人的に、本はアマゾンでも買うし、

面白い本探しに本屋にも行く。

 

本屋で手に取った本が面白そうだったら、

一応アマゾンで検索して、安ければそっちで買う。

(個人的には中古でも別にOK。月に10冊くらい買うので)

 

そんなファッションのショールーミングみたいな使い方だけど、

やっぱりリアルの本屋で買う機会も多い。

 

 

 

入場料をもらうことについて「文喫」の経営者いわく、

「本を選ぶことにも美術館・博物館を訪れることくらい価値があるはず」

 

約4割の入場者が本を実際に買っていく。

通常の書店に比べて約4倍の買上率。

 

「せっかく入場料払ったのに、買わないで買えるのは損」

という消費者心理も働くようで、

 

…よくできてるなぁ。

 

実際、オープン以来土日は入場規制が必要なほどだとか。

 

 

 

この本屋さん、

考え方は、「入場料=美術館並の料金」らしいけど

 

「入場料=単行本1冊の売上」とみれば、

 

入店した人は必ず単行本1冊買ってるのと同じで、

 

充分商売は成立すると思う。

 

 

ビジネスモデルは、

今流行りのサブスクリプション的な要素だったり、

コストコの年会費で儲けるモデルとも通じてる。

 

 

やっぱり、よくできてる。

 

 

でもこういうの、

カルチャーコンビニエンスクラブ(蔦屋書店)とか、

先にやりたかったんじゃないかなぁ。

 

と勝手に想像。

 

 

本好きとしても、ビジネスモデルの勉強としても、

どっちにしても、是非一度行きたい店

 

多分、元をとるのに1日中いるけど(笑

 

 

 

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紙幣でつくったポーチ、いくらで売る?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今回は、先日発見したNEWSネタ。→リンク

 

紙幣でつくったポーチ、あなたならいくらで売る??

 

日本じゃなく、南米ベネズエラの話。

ご安心を。

 

 

さて、ベネズエラですが、

経済が完全に破綻しており、

インフレ率はなんと100万%に達するとのこと。

 

ベネズエラはそもそも世界一の石油埋蔵量のはずなのに、

なんでこんなことに??  

 

という話は別にして、

100万%のハイパーインフレって、想像できないでしょ。

 

もらった給料、即紙クズ並み。

 

 

当然人々の生活は苦しい訳で、

「こりゃ、この国にいたら死んでしまう!」と

隣国コロンビアに逃れる人は1万人を超えるという。

 

そんな国を逃れた人が作って売るのが、

 

紙幣でつくったポーチなどの小物。

 

 

札束でできてます。

 

ポーチ作るのに、お札1,000枚使うそうです。

 

日本じゃ、千円札1,000枚つかったら、100万円。

 

すごいです。ちょっと欲しいくらいです。

 

 

なぜこんなことをするか?

 

売ってる人いわく、

「札束を持っているより、

 それを加工して売った方がお金になるんだ」

 

 

…ちなみに価格は、 1万2000ペソ

 

日本円で450円

 

なんか助けになるなら買ってもいいぞ!

 

だれか輸入して。

 

3,000円くらいなら売れるんじゃ??

 

 

長野県は宇宙県!って言い切る思い切り

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

先日新聞で読んだ話。日経MJです。

 

『長野県は宇宙県』連絡協議会」てのがあるんだって。

 

その協議会では今年から、県と連携して

星空案内人(星空ソムリエ)養成講座を実施予定とか。

 

宇宙に関する知識や望遠鏡の操作方法を学び、

伝える能力を身につけ、地域おこしにつなげる。

 

 

 

星空ソムリエってどうなん?、という話は置いといて、

 

長野県、自然豊かだし、星を見るに適した土地も多いしね。

 

面白い。

 

「日本一の星空」の阿智村とか有名だもんね。

 

あれ、岐阜県だっけ?いや、長野だ。

 

 

 

ともかく、長野県は観光にしても

広報・宣伝が上手。

 

 

阿智村だって本当に日本一の星空かどうかは、

分からない。

そもそも何をもって「日本一?」

 

 

だから、「自信を持って宣言する」ことが重要。

 

 

本当かどうか??ではなく、

 

「それくらい自信持ってるぜ!」ってこと。

 

 

 

観光、特にインバウンド向けの発信なんか、特にそう。

 

悪く言えば、

 

「言ったもん勝ち」の世界

 

 

あ、中身がそれなりに伴ってないとダメですよ。

 

でもホントに日本一かどうかは問題じゃない。

 

 

 

 

だからね、いつも最後新潟の話になるけど、

 

そういう発信、そういう振り切ったマインドが弱い…。

 

「そんな大それたこと、自信ありません」的な感じ。

 

 

 

「新潟は日本酒県!」って言い切ってしまえばいいのに。

 

インバウンド向けに宣言。

 

 

少なくとも県民一人当たりの日本酒消費量はホントに日本一

 

だからウソじゃない。

 

 

宇都宮だって、餃子の消費量が多かったから

餃子の町に振り切ったんだよ。

 

 

 

言い切って全然悪くない。

 

自信を持って「新潟は日本酒県!」って発信しないと、

 

他の県に取られちゃうよ!

 

 

取られたらマズいコンテンツだと思うけどな〜

 

 

 

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発想転換の方法②現状の商品を見直す切り口いろいろ

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

既存の商品サービスを活かして、

新しいブランドを作る。

 

 

そのために「生活者発想」に転換するための方法。

 

 

前回は、自分の商品サービスを「抽象化してみる」。

 

モノに、もっと広い意味合いを持たせる、とも言えます

 

 

たとえば前回の例。

味噌や醤油 → 日本伝統の保存食(という文化)

 

他の方法はシリーズ化しようと思ったけど、

強引に一旦まとめます(笑

 

 

 

商品サービスの抽象化の他にも、

①商品を作る過程に価値を見出す

 作り手としてのストーリーないですか?

 共感されるストーリー。きっと探せばありますよ!

 

②単品だからこその価値

 逆に、たくさんの選択肢を提示する

 

 先日書いた「煎茶堂東京」の話のような。 →過去ブロク

 

 煎茶堂東京は、単品としての価値を追求しつつ、

 様々な産地のお茶の様々な楽しみ方、というたくさんの選択肢がある

 

③時間軸を長くして捉え直す。

 50 年後、どんな商品になっていたいか?

 例えば、50年後にも地域に愛されるお土産定番になっていたい、とか。

 

 

他にも切り口はあると思うけど、

 

一言でいえば、

 

「ブランドづくりには、必ずしも新商品開発は必要じゃない」

 

 

 

既存の商品サービスでも、切り口を変えて見てみれば、

 

顧客に共感されるブランドづくりは充分できると思いますよ。

 

 

すぐ「新しい商品開発しましょう!」

 

というコンサルタントは信用しないでね(笑

 

 

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発想転換の方法① 抽象化してみる

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

さて、前回からのテーマ、

 

既存の商品サービスを活かして、新しいブランドを作る。

 

 

商品サービスを売るには、これまでの発想を変えないとダメ。

そこで大事なのが、「生活者発想」というのが前回。

 

じゃあ今回は、「具体的にどう考えればいい?というお話。

 

 

このテーマ、とても1回じゃ終わらないので、シリーズ化で。

気の向いた時にちょこちょこ書き足していきます。

 

 

 

今回は、「抽象化してみる」という方法。

 

簡単に言うと、あなたの

商売や商品・サービスを広く捉え直してみる。

これすごい大事。

 

 

例えば、味噌屋さん・醤油屋さん

昔ながらの製法でコツコツと良いモノを造り続けています。

 

そういう味噌屋さんは、自前ブランドの商品はもちろん売ってますが、

もっと大きな役割があると思いません?

 

日本の食文化を伝える、とか、

保存食を後世に伝え続ける、とか。

 

 

つまり、味噌屋・醤油屋さんの

売ってる商品

 

「味噌・醤油」ではなくて → 日本伝統の「保存食」(という文化)

 

 

そんなふうに、「広げて考えてみる=抽象化」ということ。

 

そうすると、味噌・醤油をどう売るか?という

モノを売る小売側の視点から、

 

保存食という文化をどう認知してもらえばいいか??

という生活者の視点から考えることができる。

 

 

そこに商品の持つ特性や強みを加えて、

 

「生活者にとっての新たな価値を生み出す」

 

 

 

新しいブランドづくりのための「発想の転換方法」、

 

今回は、「抽象化してみる」でした。

 

 

コレ、新しい発想が欲しいときに、

結構使えますからね。

 

 

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生活者発想という価値提供の仕方

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

これからの時代、商品サービスを売るためには発想を変えないとダメ。

 

そこで…

 

既存の商品サービスを活かして、新しいブランドを作る方法。

 

 

 

既にモノは満たされている時代の中で、

 

どう顧客に価値を感じてもらうか??

 

そこで大事なのが、

 

「生活者発想」

 

 

ここ大事なところだけど、「消費者発想」ではないですよ。

 

 

なぜかというと、「消費者」はすでに顧客の状態。

その商品サービスのことは知っている。

 

 

「生活者」は、その商品サービスの存在を知らない、

もしくは価値を感じていない状態。

 

 

「顧客の予備軍」みたいな捉え方がいいかな。

 

 

その商品サービスの提供価値を感じてもらえたら、

新規の顧客になる人々。

 

 

 

何回も書いてるように、

商品サービスの提供価値は変化していて、

 

 

「モノは変わらないけれども、目の付け所を変える

 

 

 

例えば、「ボーリング場」

 

昔流行ったボーリング場の価値

 

=「腕を磨く場」

 

つまり、ハイスコア出すためにみんなが通った場所。

 

だから、マイシューズやマイボールにこだわるボーリング愛好家、

多かったですよね。

 

 

 

ところが、今の時代のボーリング場の価値

 

「みんなと盛り上がるための場」

 

 

つまり、ワイワイ友達と盛り上がって、ハイタッチしたい!

 

だからボーリング場に行く。

 

ストライク出してハイタッチ!

 

 

自己最高スコアとか、興味ないんです。

 

 

 

だから、そういう発想でボーリング場というビジネスを考えてみる。

 

これが「生活者発想の価値提供」

 

 

 

盛り上がるための施策、って考えたら結構思いつくでしょ?

 

スプリットをキレイに倒したら、チーム全員にジュースプレゼント、とか

 

たまに出現する黄金のピンを倒したら、お祝いステッカーくれるとか

 

適当だけど(笑

 

 

 

何でもイイんだけど、「いかに盛り上げる手伝いをするか」

そのボーリング場の差別化ポイントや独自のサービスになり、

 

→ 新しいブランドにつながる。

 

別に大きな投資は必要ない。

 

 

 

大事なのでもう1回ね。

 

既存の商品サービスについて、小売側の発想から

 

「生活者発想の価値提供」へ

 

 

これが大事ですよ!という話。

 

 

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選んであげる、というサービス①

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

ネットが当たり前で、スマホも普及したことで

1日に触れる情報量が劇増してる、という話はよく聞きますよね。

 

まさに、情報過多。

 

 

TVやラジオなどのマス媒体に加えて、

 

何かネットを見れば、履歴が分析されて

広告は追いかけてくるし、

 

どこからか漏れたメールアドレスには

迷惑メールもガンガン来る(笑

 

 

何を選べばいいか、もう分かんない(笑

 

 

加えて、何か消費をする時には

 

「損したくない!」という気持ちもあって、

 

最安値を調べたり、使用レビューを探したり、

自分でもいろんな情報を探したりする。

 

やっぱり、何を選べばいいか、分かんなくなる(笑

 

 

今日はそんな事例の話。

 

 

先日、用があって駅に行った時、お腹が空いたんで

サブウェイにIN。(実は初めて行った!)

 

メニューよく知らないんで、日替わりセットでも頼もうかと…

 

 

そしたら、なんか分かんないけど、いろいろ選ぶのね…

 

 

バンズ選んで、野菜選んで、飲み物選んで…

 

バンズ、どう違うの??

野菜、全部選んでもOKです、だって。え、じゃあ全部の方がお得??

 

…とにかく、頼み方がよく分からない。

 

 

 

カスタマイズの提供は確かに価値。

 

でも、誰にでも、いつでも、そのサービスは求められてるのか??

 

特にこの店の立地は駅。

 

急いでる人に一律に

「バンズの生地、どうしますか?」とか言われてもね…

 

どれでもいいわ!

 

っていうか、「これ食っとけ!間違いないから!」という

オススメが欲しい(笑

 

 

 

サブウェイって、いまいち感があったけど、

 

苦戦してる理由が分かりました。

 

 

時には「選んであげるサービス」の方が重要だったりする。

 

 

この話って結構深いので、また改めて書く!

 

今日はサブウェイ苦戦の理由、という話まで。

 

 

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「儲ける」を想定してない観光施設のムダ

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

早いもので今年も既に3月。

もうすぐゴールデンウィーク!まだちょっと早いけど。

 

今年のGWはなんと10連休ですよ!

 

ここまで多いと、何して過ごせばいいのか??という人も結構いるはず。

個人的には休みじゃないけど。

 

そんなGW、海外旅行とまではいかなくても

ちょっと近場でお出かけ、という人も多いはず。

 

ちょうど去年のGW、そんな感じでとある観光施設に行きました。

 

 

 

そこは、「○○イングリッシュガーデン」(まぁ書きませんが笑)

バラや花が咲き乱れ、大変な混雑。

駐車場の警備員もたくさんいましたよ。

 

 

花はキレイ。たまにはこういうのもイイよね。

 

 

 

でもね、他になーんにもない!

 

 

 

見るものがない、じゃなくて工夫が何も無い(笑

 

 

日陰にテーブルとイス、ありました。

みんなそこで休んでます。天気も良くて暑かったし。

自販機もかろうじてあった。

 

他に、ちょっとしたカフェはありました。

でもさすがに長蛇の列。キャパが超小さいの。

 

他の物販は?と思ったらジェラート、ありました。

でも、やっぱり長蛇の列。しかもワンオペ!

一人で会計やって、ジェラートコーンに盛って。

 

そいでメニューの表示もないから、

みんなレジでお金払う段階で注文するメニュー考えてる。

 

 

アホらしくて並ぶのやめた。

 

 

 

…混むのは仕方ないです。必要なら並びますよ、ヤだけど。

そこの文句じゃない。

 

 

聞きたいのは、「人呼んで、どうしたいの?」

 

 

お客さんを呼んで、

「どう楽しんでもらうか?の工夫がない」 これが問題でしょ。

 

 

 

ちなみにこの施設、行政運営で鳴り物入りの観光施設。

 

行政だから、

キレイな花を見て地域の良さを知ってもらえばイイんです。

ジェラート屋さんは民間に委託してるんで、口出せないんです…

 

 

観光はそれじゃダメなんですよ!

 

 

駐車場の警備員の給料、どうやって捻出してるの?

それって税金?

 

税金使って地域の良さを知ってもらうことは大事。

でもそれって、地域の人、納得します??

 

 

楽しく過ごせる、そしてお金が落ちる工夫しないと。

 

 

行政の観光の目標って、人数なんだよね。

「観光入込客数」…。どれだけたくさん人が来たか。

 

 

人数だけじゃ経済効果は測れない。

 

「観光消費額の拡大」を入れないと。

 

いかに呼ぶか?の取り組みは一生懸命。

 

でも、

いかに楽しんでもらうか、財布のヒモを緩める工夫をするか、

 

そいで、地域にお金を落としてもらうか、の工夫が無い。

 

 

観光に本当に必要な戦略は、「消費額の拡大」。

 

これが無い観光施設は、ハッキリ言ってムダ。

 

 

ここをちゃんと考えよう!

 

特に行政のみなさん!

 

 

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波長の合わない人との付き合い方。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

日々ストレス感じてませんか??

 

普通に生活送っていても、やっぱり疲れますよね。

ストレスに悩む人の問題は、やっぱり「人間関係」が多いようで。

 

 

今日は、先日飲みに行った帰りに、

酔っ払って書いたIPHONEに残ってたMEMOの話。

 

 

「波長の合わない人との付き合い方」

 

 

結論。

 

付き合っても価値がないから、と言うよりも、

 

 

「有害だから、付き合うな」

 

以上、終わり(笑

 

 

 

そういう人とは付き合わないのが

「お互いのタメ」です

 

 

自分がもっともストレスを感じるのは、

「会話の波長が合わない人」

 

 

話し出すタイミングも、聴くタイミングも、

話してる内容も、全てが合わない

 

もう、超イライラ(笑

 

 

 

「価値観が違う人」、とは違う。

 

価値観が違っても、学ぶべき点はたくさんある。

 

 

そうではなくて、いろんなタイミングや相性がズレていて、

 

話しているだけでストレスを感じるような人。

 

 

はっきり言って、時間のムダです。付き合うの止めましょう。

 

 

 

 

 

「そういう話にもきっと学びはあるはず!」って今思いました??

 

 

そうです。それはその通り。

 

でもね、絶対その人から学ぶ必要ないでしょ?

 

 

「他の人や他の事からでも、その学びは得られます」

 

これは確信。

 

唯一無二の価値じゃないんだから。

 

 

 

人生は有限です。

人間の致死率は100%。

 

限られた時間を有効に使う方が、イイですよ。

 

 

 

 

酔って書いたMEMOには、

もっと過激なことがたくさん書いてあったんだけど、

これくらいに。

 

酔って書いた文章とか、

改めて見ると恥ずかしいね(笑

 

 

気持ちよく、勝手に、毒吐いてます。

 

それもまた、生きていくために必要(笑

 

 

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変化するフィットネスに通う目的

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

昨今の健康ブーム。

周りにも最近フィットネスに通う人、増えてませんか?

特に中高年。

 

新潟でも、ANYTIME FITNESS、最近どんどんOPENしてます。

スゴイ勢い。ということは競争も激しいんだけど。

 

 

ところでジムに通う人は、「何しに通ってるんでしょう?」

 

「身体を鍛える」、当然そうですよね。

 

 

 

ただ、最近では、健康な身体づくりに対する意識も

 

個人から、「家族の幸せ」の視点に移っているようで…。

 

中高年の世代で多いのが、

・親の介護で大変な思いをした…

健康診断の結果で、このままではマズい!と思った

・病気や怪我をして体力低下に愕然とした!

 などなどの経験。

 

 

そういうことがきっかけで、ジムに通う目的も変化している。

 

つまり、「自分史上最高の身体づくり」という個人的視点から、

 

「健康な老後を迎えて、

 家族に介護などの手間をかけさせたくない」

 

という「家族の幸せ」の視点へ。

 

 

将来家族に面倒かけないように、今から健康を保ちたい、

ということです。

 

 

 

これは、家族に対してもそうだけど、

企業に対しても同じ。

 

これからは、人手不足がますます進む時代。

 

企業としても従業員に健康で長く働いてもらわないと困る。

 

 

 

だから、競争の激しいフィットネス業界も、

そこに1つのビジネスチャンスがあるのでは??

 

例えば、企業向けの健康配慮や福利厚生に向けた

メニュー、コース開発。

 

 

もっと言えば、「生産性の向上のためのジムの活用」

 

従業員の健康に配慮する姿勢は企業として重要なんだから、

法人向けのメニューやコース、

心身の健康を鍛えるような場があってもいい。

 

 

法人向けの「出張フィットネスサービス」とかね

 

リフレッシュして、さぁ頑張ろう!みたいな(笑

 

 

…なんて、続々オープンするフィットネスジムの看板を見ながら、

 

そんなことを考えた、平日の昼間。

 

というお話。

 

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無人コンビニを待ち望む!

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

最近よく思うんですが…

 

会社近くのコンビニに朝立ち寄ることが多いんだけど、

最近やけにレジで行列ができる。

 

何でかというと、

朝のコンビニで、やたら手間のかかることをする人が増えたから。

 

 

公共料金の支払いや振り込みを2〜3件まとめてする人。

(多分)メルカリの発送をまとめてする女の子。

 

 

今、やんなよ!

 

 

朝に済ませてしまいたい用事なのはわかるけど。

 

 

そういう人、増えてる気がしません??

人の都合とか、あんまり考えない人。

 

 

みんな、朝ご飯やコーヒーやガム買う程度で

長々とレジに並ぶのは、朝から超ストレス。

 

 

コンビニのレジの人も焦ってるし、お互いが超ストレス。

 

 

 

コンビニの店舗には、

お客と従業員の双方の為にも、

キャッシュレスや無人化をどんどん進めて欲しい。

 

 

あ、無人化したら従業員いらなくなっちゃうか…。

 

 

まぁ、ともかく、

コンビニにしても人手不足で24時間営業ができなくなってきてるし、

時間はかかってもキャッシュレスなどの簡素化は

どんどん進めざるをえないけど。

 

 

既にコンビニの24時間営業の件で、

フランチャイズ本部との契約問題が話題。

 

どんどん世の中は変化して行きますが、

これについてもそのうち…。

 

 

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9秒間が勝負!のスーパーの売場とは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

先日ある会社の社長さんに聞いた話。

 

 

 

タイトルの答えを先に言ってしまうと、

 

スーパーの売場中で、9秒勝負なのは、

「お酒売場」。

 

 

その社長の会社は、県内・市内の飲食店を中心に手広くお酒を卸している。

 

 

その社長いわく、

「スーパーのお酒売場に来るお客さんの

 滞留時間はどれくらいか、知ってる?」

 

「ん、3分くらいですかね?」

 

 

いやいや、これがなんと、「約9秒」。

 

たったのそれだけなんだって。

だから、9秒勝負。

 

 

 

つまり、スーパーにお酒を買いに来る人の行動って、

 

「既に買うことを決めている銘柄を棚から探し、カゴにいれるだけ」ってこと。

 

 

これで9秒。

 

 

驚きの数字だけど、確かにそうかも。

 

 

ということは、お酒メーカーの勝負は、

「店頭に来る前に既に決まっている」、

 

ということですね(笑  …キビしい世界。

 

 

 

これを小売・スーパー側として、どう捉えるか??

 

 

①店頭でもっとお酒の楽しみ方や飲み方を提案して滞留時間を伸ばし、客単価を上げる

 

②お酒の売上はそれでいいと割り切る。(他の商品で売上を上げる)

 

今の多くのスーパーは②で割り切っているようです。

ついで買い狙いですね。

 

 

 

確かに、こだわったお酒買う時はスーパーには行かない。

 

でも、お店によって、違う考え方があってもいい。

 

 

お客さんがスーパーにいいお酒を買いに行かないのは、

「(いいお酒なんて)扱っていない」と思ってるから

 

 

 

もっとコストをかけて

お酒の新しい提案をするスーパーがあってもいい。

 

 

とくに新潟は酒どころって言ってんだから、

お酒にもう少しこだわったスーパー、あったらウレシいなぁ。

 

 

 

「スーパーなんかじゃ、大した酒、売ってない」より、

 

「お、さすが酒どころ。スーパーの酒売場まで新潟らしい!」

っていう方がイイのに。

 

 

効率ばっかりじゃ、面白くないからね。

もうちょっと考えようよ

 

 

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ラーメン好きのまちでラーメンイベントが失敗する理由

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

ラーメン好きですか?

 

新潟って実はラーメン王国と言われるほど、ラーメンのレベルが高いです。

いや、ホント。

 

ちなみに、新潟5大ラーメンって知ってました?

知らないよね。

 

 

5つの中身は、

あっさり醤油 ←これは新潟市に多い。煮干し系。

濃厚味噌 ←これも新潟市中心。

生姜醤油 ←これ長岡市。(長岡の有名店が秋葉原出店で大人気)

燕三条背脂 ←これ燕市や三条市が中心

三条カレーラーメン ←やっぱり三条市

 

 

 

ところで、ちょっと前だけど「ラーメンショー」なるイベントが近くでありました。

 

ラーメン好きの新潟県人。大混雑必至!のイベント、

さぞ盛り上がったかと思いきや…

 

 

来場は多かったけど、各ラーメン店の売上は惨憺たる結果だったようで…。

 

 

なぜなんだ??

と、考えてみる。

 

 

 

ラーメン1杯の値段は各店舗とも統一されていて、800円。

 

小ぶりの丼で800円だから、ちと高い。

 

 

でも価格の高さより、

 

「ラーメンって、何杯食べれます??」

 

 

 

当たり前だけど、一人何杯も食べないでしょ。

 

それに、友達と行ってシェアします??ラーメンって。 

 

 

よっぽど親しくないとラーメンのシェアはヤダ。

 

家族ならまだイイけど、他人の食べかけラーメン、手が出ないでしょ?

 

同年代のオジサンの食べかけラーメン、自分だったら絶対イヤです(笑

 

 

 

 

売上が上がらなかった理由は、価格もそうだけど、

最大の理由は、

 

お客さんの行動(食べ方)まで目が行き届かなかったこと。

 

 

 

具体的に言うと、色んなラーメンをみんなで食べ比べできるような

 

「シェアを前提とする提供方法」がなかったから。

 

 

例えば、「大盛り2人分で1000円。小分けの丼付き」、とか。

 

これなら1杯500円で、シェアして2〜3杯食べられる。

 

 

 

せっかくのイベント、ちょっともったいない。 

 

やっぱり、提供の仕方の工夫とか、

 

お客さん目線が一番大事、という今日のお話。

 

 

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TELセールス 売るために必要な準備とは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

最近、家の電話がなる時といったら、

ほぼ間違いなくセールス電話。

よく来ますよね?

 

ていうか、セールス電話しか来ないので

家の電話解約してもいいかな、と…。

 

 

ところで先日の電話。ムスメの塾の春休み講習のセールス。

 

 

セールス「今週末までが申し込み期限です」

 

Ichiro      「今週、塾休みですよね??どうすればイイですか?」

 

セールス「少しお待ちください…(中断)えっと、FAXで申し込んでください 」

 

Ichiro  「家にFAXないんですけど。TELじゃダメですか??」

 

セールス「少しお待ちください…(相当中断)紙じゃないとダメです」

 

Ichiro       「塾休みだけど、持って行かないとダメってこと??」

 

セールス「いえ、FAXでも大丈夫です」

 

Ichiro       「だから、FAXないってば!」

 

セールス「あの、コンビニのFAXとかでも…」

 

Ichiro       (どうしてもFAXかよ。)

 

 

 

Ichiro      「そもそも講習って必須ですか??」

 

セールス「少しお待ちください…(中断) えっと一応、任意参加です」

 

 

…もう面倒だから以上。

 

 

 

セールスの目的は、「講習申し込んでね」、ということは分かる。

 

 

でも申し込んでもらうには、まったくの準備不足!

 

準備とは、

こういう電話したら、聞かれることは何だろう?

申し込みの方法はどうだっけ?

今週、その家の子供は塾に来る機会があるかな?

この子だったら、どういう科目に絞って提案したら申し込んでもらえるだろう?

苦手な科目は?

得意な科目は?   …などなどなど

 

 

繰り返すけど、「目的は講習に申し込んでもらうこと」

 

だとすれば、どういう提案をしたら申し込んでもらいやすいか?

 

それを考えて準備しないと。

 

できれば、その子供や家庭に合わせて。カスタマイズですね。

この子は数学が苦手、だとか

全体的に復習した方がいいな、だとか。

 

  

塾でも何でも、やっぱり営業の前に必要なのは、

「想像力」!

 

何か聞かれた時の「対応策」!

 

 

準備ちゃんとしないと、そんなの誰も申し込まないよ!

 

まったく、もう!

 

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「食」で人を呼ぶなら、素材よりグルメで!

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今日は地域活性化でよくある「食」のクローズアップ。

 

その効果的な方法について。

 

 

地域にはそこで有名な「食」、多いですよね。

 

新潟で言えば、コメ、日本酒、黒埼茶豆(枝豆)、のどぐろ などなど

 

全国各地には有名な食がたくさんあります

 

 

問題は、食をフックに、どうやって来てもらうか?

 

これは鉄板ですが、「食」の打ち出しは

 

素材よりも「グルメ」!

 

 

そう、料理やスイーツなど、一手間かけた方が絶対いいです!

 

 

素材の良さをいくら訴えても、「じゃあ行こう!」とはなりづらい。

 

つまり、

コメ食いに新潟へ行こう!とはなりにくいけど、

美味い魚とコメを使った寿司食いに行こう!なら来てもらえる可能性大。

 

 

 

お土産品でもいいけど、名物料理なら特に行ってみたくなりますよね

 

例えば、仙台なら枝豆よりも、ずんだ餅。

割とどこでも買えるけど(笑

 

 

もっと言えば、「そこでしか」。

 

大間のマグロは有名だけど、消費はあくまで首都圏中心で、

わざわざマグロを食べに大間には行かない。

 

大間でしか食べられないマグロ料理があれば、行く。行きたい。

 

 

「そこでしか食べれない」というのはやっぱり鉄板で強いです。

 

 

 

新潟のイメージで言えば、やっぱりコメ・日本酒・魚…と素材ばっかり。

素材がイイんだから、もっと料理にしないと。

 

黒埼茶豆なんて、メチャうまいけど知名度はいまいち。

スイーツとか作るといいんだけどな。

土産にもなるし。

 

 

素材を活かした名物料理、名物スイーツ作らないと

 

「食」で人は来ませんよ! という話。

 

 

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インバウンドにはナイトライフエコノミー

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今日はインバウンドについて。

 

ちょっと置くなりましたが、昨年の外国人旅行者数は

ついに3000万人を突破

おめでたいことです。

 

 

…が、旅行者の数だけ増えても仕方ない。

旅行中に、日本でいくらお金を使ってもらったか、がないと。

 

 

そこで、どう消費額を増やすか??

 

 

 

今、注目されてるのは「ナイトタイムエコノミー」!

 

 

カンタンに言えば、食事やお酒、さらに夜のエンタメを充実させて、

もっと夜の時間に沢山お金を使ってもらおう!というコトです。

 

 

 

もともと、日本の、特に地方は観光名所はたくさんあっても

夜は店も空いてないし、エンタメは少ないし、

ホテルや旅館でゆっくり温泉、くらいしか過ごし方がない。

 

 

これはもったいない!

 

ということです。

 

 

それには宿泊・交通費だけでなく、飲食費を拡大することが必要。

 

今までの、旅館でご飯&お風呂&部屋でゆっくり過ごす的な過ごし方から、

 

「旅館に泊まるけど、夜の食事はお店の外で、

いろんな店や味を楽しんで夜を長く楽しく過ごす」に変えていかないと。

 

小難しく言うと、「泊食分離」って言うんだけどね。

 

 

 

旅行者が増えても、旅館だけが儲かる、ではなくて

「地域ぐるみで旅行者を楽しませる連携」が必要ですね。

 

 

…ということは、前から書いてるように、

既存の旅行関連事業者以外の、

飲食店やバーやエンタメ産業も、もっと積極的に観光に関わる!

ということです。

 

 

あとは、ここに来れば、

「夜も楽しめるコンテンツ、たくさんありますよ!」

という発信がとっても大事になる、ということです。

 

 

新潟で言えば、

「美味しい魚と、安心して日本酒を楽しめる夜のNiigata」とか。

 

 

Night MAPでもとりあえず作ろうよ!新潟のみなさん!

 

でもこういうのは行政が作ると、平等が重視されて

ホントに使えるものにならないんだよなぁ…

 

 

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元町珈琲での主婦の会話

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

近所の元町珈琲、休みの日のランチにたまに行きます。

ナポリタンがお気に入りなので。

 

平日の昼前後に行くことが多いけど、シニアと主婦のみなさまが沢山。

 

 

先日聞こえてきた主婦チーム。

まずは定番、息子の嫁の話。まだ未婚の息子の結婚話。

 

ひとしきり盛り上がり…。

(結局、息子のヨメって何やっても気に入らないんだよね)

 

 

続いて、貴金属の話。

主婦の間でもメリカリやヤフオクは浸透していて、

どこで売ったら高く売れたか!なんて話で超盛り上がり中。

 

ネットは怖くて…という人もいたけど、

 

やっぱメリカリ、すげー!

 

 

 

そのうち、一人の奥様、

「ダンナの金のネックレス、こないだ売っちゃった!内緒で❤️」

「でも他の店に持って行ったら、もっと高く売れたかも?」

 

 

その奥様、超不満げに

「ダンナに、婚約指輪売ってイイ?って聞いたんだけど、

 ダンナ、黙っちゃって何も言わないのよ〜。

 どうせ使わないんだから、売った方がいいわよね〜」

 

「そしたらダンナ、お前が欲しいと言ったんだぞ!

 いくらしたと思ってるんだ、だって〜❤️」

 

 

 

その奥様、最後に、

「ウチのダンナ、ほんと可哀想。

 別の人と結婚してたらもっとシアワセになれたのに〜❤️」

 

 

 

強いわー

 

 

 

いや、別にね、わざわざブログに書くことでもないんだけど。

なんかね、ちょっと寂しくなって(笑

 

 

とりあえず家に帰って、奥さんに婚約指輪持ってるか、

聞いてみるよ。

 

 

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お茶のアップデート②!体験の場としてのお茶屋さん

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

前回に続いての「煎茶堂東京」の価値創造

HPは →コチラ。   前回内容は →コチラ

 

 

前回の内容は、お茶の品種や産地を細分化していくことで、

高付加価値な商品が愛されるマーケットを生み出す、ということ。

 

今回は、ハンドドリップ日本茶専門店として、

お茶を体験する場として店舗を位置付ける、ということです。

 

まとめ、先に言ってしまったけれども。

 

 

 

 

煎茶堂東京では、ハンドドリップでお茶を出す時、

3通りの飲み比べをしてもらうそうです。

 

1杯目は、低温で。

2杯目は、高温で。

そして3杯目は、玄米茶を加えて。

 

1杯目は、「美味しい」だけ。

2・3杯目で、比べることで「語れる」ようになる。

 

 

この3通り飲んでもらうことで、

その「違いを言語化」できるようにすることが、店舗での体験になる。

 

 

お茶の味の違いを言葉で表せるようになること、に加えて、

それぞれのお茶の産地や炒り方、味の特徴などを

ビジュアルでわかりやすく伝える工夫も。

 

これもマーケティング的に小難しく言えば、

 

様々な複数の言語でコミュニケーションを構築する、ということでしょうか。

 

これも細分化して価値を伝えるための大事な取り組みです。

 

東京行ったらぜひ見に行きたい店舗です。

お茶好きな方、ぜひ行って体験してください!

 

 

 

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お茶のアップデート①!煎茶堂東京がスゴイ!

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

 

今日は個人的に注目の「煎茶堂東京」の価値創造についてです

HPは →コチラ

 

色んな場所に出店し始めているので知ってる人も多いかも。

 

ここは、単一品種・単一農園(シングルオリジン)のお茶にこだわった

世界初のハンドドリップ日本茶専門店です。

 

 

これまでお茶はブレンドが当たり前。

選択肢があまり無くて、言われてみれば「京都のお茶」とか

「静岡茶」といった大雑把なくくりですね。

産地の有名どころは沢山あるけど、

「静岡の有名お茶づくり農家、鈴木さん渾身のお茶」とか無いですもんね。

 

だから、お茶農家の人は作ったお茶を出荷した後は、

どこかの誰かが作ったお茶とブレンドされて売られることが多く、

単一ではなかなか売ってもらえる場所がなかったようです。

 

そんな扱いの日本茶ですが、実は、世の中の煎茶の消費量はUPしてます。

でも、販売単価は低下の一途。

そりゃそうで、ペットボトルのお茶とか、どんどん増えてますもんね。

 

 

そもそも日本茶は嗜好品。

同じ嗜好品のコーヒー、紅茶、ワインなんかは、むしろ単一で

産地の違いや加工の違いなどを楽しむもの。

 

日本茶にはなんで、そういう文化がない?

ということから始まったようです。

 

 

 

あえてマーケティング的に小難しく言うと、

 

品種や産地を細分化していくことで、

高付加価値な商品が愛されるマーケットを生み出す、ということかな。

 

 

この「細分化する」という視点は、他の商品にも応用が効くハズ。

 

例えば、牛乳。お餅。

どれもブレンドが当たり前の商品です。他にもたくさんありそう。

 

 

牛乳なんかは、「品質を一定に保つために、ブレンドが必要」と

言われてるけど、そこは考え方次第

 

 

毎日大量に飲む、いわゆる大量生産・大量消費的な生産から、

高付加価値で少量生産に切り替えることもアリかな。

 

特に小規模の生産者は、他人の牛乳とブレンドされるより、

自前のブランド化で勝負した方がいいと思う。

 

「今日の鈴木さんちの牛乳、濃いなぁ〜。牛の元気もらえる気がする!」とか、

「味薄い気がするけど、エサの食べ具合どうなのかなぁ?」とか(笑

 

 

この「細分化」の考え方、自分の商品サービスに応用できないか、

考えて見てもいいですね!

 

煎茶堂東京、他にも参考になる面白い視点が結構あるので、

また次回書きます!

 

 

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嵐活動休止に見るジャニーズ事務所の作戦勝ち

価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです

 

さて、騒動が落ち着いたら書こうと思ってましたが、嵐の活動休止について。

 

内容はみなさん当然知ってると思いますが、書きたかったのは、

ジャニーズ事務所の対応。

 

少し前に騒動になったSMAPの時は大変でしたね。

さすがに今回は、その反省を活かした上手な対応だったと思います。

 

ジャニーズ事務所の対応として、SMAPの時に何が一番マズかったかと言うと…

 

「大人の事情が見えすぎたこと!」

 

独立の背後にいる女性マネジャーへの圧力だとか、

事務所トップからのあからさまなメンバーへの対応だとか、

特定メンバーを寝返らせる手練手管だとか…。色々と…。

 

私たち見ている側からして、まさに事務所は「悪代官」的に見えました。

 

 

ところが今回。

 

記者会見にも事務所側は一切出ず、

あくまで嵐の「メンバーが主体的に話し合い、結論を出した」的にまとめてました。

実際はそんなハズないのにね。

 

記者会見も5人だけ、しかも立ったまま。

よく考えられてたと思いません?

 

 

超人気グループだけに、裏にはSMAP以上に大人の事情があったハズ。

 

でも今回は、そんな事情に左右されるのではなく、自分たちで話し合った結論を

大人の事務所トップがこころよく容認したというスタイル。

 

ここでSMAPの時みたいにモメる姿を見せると、

まさにジャニーズ事務所崩壊につながった、と思います。

次の世代グループの育成や、ソロの活動に舵を切った方が得策、という判断でしょう。

 

 

まぁ、活動休止まで2年近くある、というのが大人の事情の落とし所なんでしょうね。

あと2年、それまでに大稼ぎしないとダメですね。

 

実際、ファンクラブの会員数も大幅増加だそうです。

 

 

 

しかし、時代が変わって、アイドルのあり方もホントに変わってますね。

本人たちも、40代でアイドルやってられないしね。

 

とりあえず今回は、ジャニーズ事務所の圧倒的作戦勝ち。

いい対応でした

 

とりあえず、活動休止で一番厳しそうな、相葉くんとMJに頑張ってもらいたい(笑

 

顧客への共感が一番大事な接客スキル

価値創造研究所

主任研究員のIchiroです。

 

お久しぶりな投稿ですが、それは投稿したくなる体験があったから。

 

 

今日のお話。

以前から書いてるように、モノ・サービスを売るヒトには、

お客さんへの共感が一番大事。

 

 

自分の言いたいことばっかり一方的に話す販売員からは買わないし、

もっと言えば話したくない。ハラ立つので。

 

 

 

先日のあるメガネ屋さん(NewOpen)の販売員の話。

 

初めて行った店ですが、いきなり近づいてきた中年男性の販売員、

店に入って5秒!で、「今かけてるメガネ洗浄しますよ。外してください」

 

いきなりのアプローチ。

 

「いや、メガネ探しにきたんで。外すと見えないんで結構です」

 

販売員のおじさん、ちょっと不満そう(笑

 

続いて、僕のかけてるメガネを見て「度がキツイですね〜!」 

 

ここまで1〜2分くらい(笑

 

そんなこと、店に入って2分で言う??

 

 

いや、もうこの時点であなたからメガネ買う気、100%ないわ〜

 

 

その後も、接客が…。

 

結構良さげなフレームもあったんだけど、

その中年おじさん販売員、何かと言うと

「そのフレーム、菅田マサキくんがかけてます」

「あ、これはジョニーデップが…」

「お、それは石橋貴明がTVでかけてました!」と得意げ。

 

 

菅田マサキがどうしたん??知らんわ。

 

 

あのね、(特に度の強い)メガネかけてる人の悩みって、そこじゃないんよ。

フレームのかっこよさだけで買う訳じゃないし。

ましてや芸能人が…なんて、どうでもいいの。

 

 

…まったく接客に共感できない。話聞いてくれないし。

 

 

 

実はもう1件、別の新しいメガネ屋さんに行ったんだけど、

そこの接客はなかなか。

メガネ人の悩みや課題に対してすごく丁寧。

 

車で1時間近くかかるんだけど、やっぱりその店で買うことにする。

 

フレーム選びと検眼と受取&調整で、2〜3回は行かなきゃダメだけど、

やっぱりその店で買うことにする。

 

 

自分の言いたいことだけ言う販売員。

顧客の声に耳を傾けない販売員。

 

そういうの、もったいないなぁ…というか、

むしろ「有害!」だと思うよ。

 

 

あなたは何を売ってるの?②

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

昨日の少し続き。

 

そうそう、保険のお客さんが買うのは安心。

 

じゃあ、車は?

 

車の機能って何でしょう?

簡単に言えば、「移動手段」。自分で運転してどこへでも好きな場所へ行ける。

 

じゃあ、車に求めることって?

安全?

運転する楽しみ?

「良い車に乗ってるね」って人から言われるステータス?

 

ついでに、その車には誰と乗る?何しに?

 

坂下君、ちょっと考えて見て!

 

あなたは何を売ってるの?①

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

数日前から車の調子が悪く…。車検に出したばっかりなのに、オイルが漏れてるようです。車検は近くの整備工場に出したんですが、今回はディーラーに持っていきました。

 

そこで対応してくれたのが営業担当の若手、坂下君(仮名)。

ついでに車の試乗もしながら色々話してました。

不景気でなかなか車も売れないそうです。自分の仕事の内容について聞かれ、「企画業務ですよ」と答えると、坂下君曰く、

「企画とか保険とか、形のないものを売るのってピンときませんよね〜、売るのが難しそうです」

 

どうやら、形ないものの価値を伝えることって難しいですよね〜という話。

 

ichiro「でも保険とか、価値が分かりやすくない?」

坂下「え、そうですか?」

ichiro「保険のお客さんが買うのは安心とか不安の払拭だよね」

 

ichiro「じゃあ、坂下君が車を通して本当に売ってるものって何?」

坂下「うーん…」

 

ichiro「車が移動手段だとしたら、BMWもボルボもカローラも一緒?」

坂下「んー…、そりゃ違いますけど…。」

 

坂下君、まだ大事なコトがまだ見えてないよ…。

 

ディーラーの営業さんへの批判じゃないですよ。勿体無いってこと。

 

自分が(商品を通して)本当に売っているものは?

こういう視点も持てれば、もっとお客さんの役に立つのに、ということ。

 

このブログ読者なら分かるハズ。

そうです。提供価値ですよね。

 

改めて思いました。

坂下君のような人にこそ、このブログを読んでほしい。

 

…という訳で、30歳の独身若手営業マン、坂下君に向けて今後もブログ書いていきますね(笑

 

オンライン結婚相談所?国がやればいいのに。

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日の話題は、結婚相談所

 

昨今すっかり晩婚化が進み少子化は進む一方。

婚活という言葉が流行ったり、結婚相談所に結構な金額を払っても相手を探す人は多いのに、一方で結婚しない人もどんどん増えてます。ヒトリは気楽、みたいな。

 

そんな結婚を取り巻く状況の中で、オンラインの結婚相談所サービスが出てきてます。

 

人材サービス会社がスタートしたこのサービス、オンラインなだけに価格がウリ。

通常の相談所は大体、年会費30〜40万みたいですが、オンラインではなんと¥12,000。

 

確かに安い!…が、果たしてダイジョブか?というツッコミは多そう。

これも、「高い=品質がいい、という思い込み」?(笑

 

 

でも、そもそも既存の相談所への不満が高いことも事実。

例えば、入会金や敷居の高さ。人を介しての紹介なのでコーディネーターとの相性などもあるかも。

 

そこに人材会社のマッチングノウハウを活用する、ということらしい。

オンラインなので定量的な分析もしやすく、コンシェルジュがデータをもとに成功率を上げるためのアドバイスをしてくれるとか。

あなたはファッションがダサいので、服装にもっと気を使うこと!とか言われたり(笑

 

 

マジメな話、結婚相談所のキモは、「紹介件数と成婚率」

要するに、条件のいいお相手候補がたくさんいて、どんどん紹介してくれて、成婚率が高い!ということ。

それにはやっぱり「会員数の拡大」

 

そもそも、多くの人の中から好みや相性をもとにマッチングするって、AIなんかで簡単にできそう。

ということは、GoogleやAmazonが参入したら圧倒的に勝つ市場のような気がしますー。

 

買い物や普段の検索から、趣味志向はもちろん、年代や年収・仕事内容まで、ひょっとしたら異性(同性)の好みまで分かるんだから。 …やらないか(笑

 

または、少子化対策のために、国がAIを使って相手を紹介してくれる、とか。

紹介した相手と結婚したら社会保障費の一部を免除する、そのかわり必ず子供は2人産むとか。

そんな風になったりして…。案外、現実になりそうな気もします。

 

 

ともあれ、オンライン結婚相談所。

何でもオンラインで、という風潮には疑問もありますが、確かに敷居は低いし利用しやすい。

課題は認知度みたいですね。

 

という訳で認知度向上のために「婚活ツアー」もやるらしいです。

助成金使って伊豆大島で婚活ツアー。

 

え、リアルじゃないですか、オンラインじゃないですね、それ。

 

リアルの接点を作るのが結婚相談所なので、やっぱりオンラインだけじゃ完結しないということでしょう。

 

しかし、伊豆大島もそこで婚活合コンやるだけで住民が増える訳じゃないし、よく助成金出すなぁ、東京都。

参加者は移住どころか、観光、大島への興味さえ無いと思いますが…(笑

そこはちょっと疑問。

 

 

AQUA衣類エアウォッシャー使用中!

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

先日何気なしに行った家電屋さん。

色々見てるうちに欲しくなって衝動買い…

 

衣類のエアウォッシャー。

 

スーツのガーメントみたいな感じ、衣類の除菌と脱臭ができるみたい。

夏場は特にそうですが、スーツに臭いがつくのイヤですよね。

いちいちクリーニングもめんどくさいし。

 

という訳で今日から稼働!

 

でも除菌・脱臭モードだと、8時間かかる…

 

もっと早くできるといいのに、と思いつつ仕上がりに期待!

 

さて、どうなるか??

よければスーツ全部やります(笑

 

しかし、家電屋さんで色々説明してもらって、買ったのはamazon…。

 

いわゆる「ショールーミング」ってヤツですが、仕方ないよね。

ネットの方が安いし、便利なんだもん(笑

 

 

娘の誕生日に感じる日常のありがたさ

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

先日娘が誕生日を迎えました。今年中学生になりました。

 

娘が生まれたのは当時住んでいた名古屋。13年前のこと。当時流行ってた名古屋嬢(笑

巻き髪ではないけど、無事に育ってくれていてウレシい限り。 

 

 

実は、娘が生まれる前に、1度奥さんは流産しました。

 

安定期に入って一安心というある日、検診に行くと、急にお腹の羊水が少なくなって危険な状態になっていると。

医者の説明を聞いても訳が分からず、急にどうしてこんな事に??でした。

 

当時お医者さんからは、原因は分からないがお腹の羊水が殆ど流れ出てしまい、出産は難しいと言われました。

訳が分からず別の医者に行きましたが、診断は同じ。途方にくれました。

 

 

結局、そのまま流産、入院になりました。

 

入院は個室でしたが、無事に生まれた他の子供の泣き声や喜んでいる家族の声がどうしても聞こえてきます。

精神的にもショックを受けている奥さんを、そんな部屋で1人で寝かせるのは可哀想で、病院に無理を言って泊まり込みました。ソファしかなくて、首が痛かったこと覚えてます。

 

仕事も休んで、日中家に帰り、ベビー用品や祖母にもらった水天宮のお守りなどを片付けました。

奥さんが家に帰ってきた後、そういうものを見るのは可哀想かな、と。

結構ツライ思い出です。

 

 

 

不幸な出来事は、知らないうちに着々と育ち、ある日突然に目の前に現れます

突然だからこそ、うろたえ、迷い、悩みます…。

 

でも幸せなことは、一歩一歩

ありふれた日常の中でゆっくり、じっくりと育つ。

 

でも、そういうことの大事さや感謝は忘れがちですね。

 

 

日々を当たり前に思わず、感謝して毎日過ごすこと

 

それが今年の娘の誕生日に思ったこと。かな。

 

当たり前といえばそうだけど、改めて実感したということです(笑

 

地方は、移住したい若者の心をつかめるか?

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

気になるデータ見つけました。

地方移住についての意識調査。東京都在住の20歳以上の男女へのアンケート結果です。

 

意外です。なんと、東京の20代の半数以上が「地方移住に関心がある」

そのうち既に「1割が移住すると決めている」

 

リタイヤ組を含む中高年など、他の世代を大きく上回ってます。

 

一般的に地方移住というと、「定年退職後の第2の人生を地方で」というイメージ。

 

まぁ、実際は、旦那さんが移住したくても、奥さんが嫌がって実現しないケースも多いとか。

というのも、団塊世代の男性は仕事一筋。仕事以外のネットワークは以外と狭く、地域の繋がりも薄いケースが多いのに対し、女性は活動的でネットワークが広い。

だから「友達と離れるのはイヤ」(旦那とずっと2人きりなんてもっとイヤ…)

現実はそんな感じです(笑

 

 

しかし、何故に20代の若者が地方に移住したがるか?

 

実家に帰って農業に、という訳でもなさそうです。

というのも、移住した後のやりたい仕事は自営や起業など、「独立して働きたいニーズ」が最多。

やっぱり働き方や価値観が大きく変化してきています。

 

理由の1つには、IT進化で働く場所の制約がなくなってきたこと。これは今後もっと進みます。テレワークの広がりとか。地方でも仕事ができる環境になってきてます。

 

他には、社会や地域へ貢献したいという働く価値観の変化地方の方が成果も見えやすいですよね。首都圏ほど人材もいないので競争が少ないとか。

 

環境として、晩婚化で20代はまだ独身者が多く移住など環境を変えやすいこと

田舎モンからみると、都満員電車や人の多さなど、「都会のストレス」っていうのも影響大きそうです(笑

 

いずれにしても地方にとってはチャンスです。

意欲と能力のある若者が地方に増えれば、活性化に役立ちます。

 

課題は受け入れ体制。情報発信や移住支援的な制度も整備が必要でしょう。

 

そして何と言っても

地方移住に関心を持ったきっかけは「旅行や仕事でその土地を訪れたこと」

 

そう、観光客でもビジネスでも「来てもらった人に満足してもらうこと」

これなしに移住は実現しません!

 

観光に関わるプレイヤーには、どうやら想像以上のミッションがありそうです。

 

頑張らねば、ね(笑

 

データで杜氏の技を継承する日本酒造りとは?

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日の話題は、企業にとっての重大事の1つ、「事業継承」

 

長きにわたり企業が存続していくには、次世代にスムーズに引き継いでいかなければなりません。

特に今後は少子高齢化で労働力が減少していく中、後継者に相応しい人間を育てていくのは大変ですー。

 

もっとも、これからは「経営のプロを外から連れてくる」とか、「事業を譲渡する」とか、必ずしも社内の後継者が引き継ぐ訳でもないですけど…。

 

 

そんな「事業継承」。「人」の継承だけでなく、「技」の継承も同じです。

 

 

愛媛県の酒蔵、「八木酒造部」。日本酒の金賞受賞の老舗ですが、杜氏の高齢化が進み技術の継承が課題になっていたようです。

 

そこで考えたのが、外から杜氏を連れてくるとか、酒造りをやめるとかではなく、

経験が浅い社員でも生産できる体制をつくること。

 

800万円かけて、アルコール度数や糖度などのデータを測定できる分析機器と管理システムを導入。

酒造りの際に「杜氏がどういう時に、どういう判断をするか」を把握し、それを酒造りに活かすということ。

 

つまり、酒造りを「人ではなく、データで再現」する。

 

5年後には自社の社員だけで造れるようにするそうです。なかなか出来ない決断ですよねー。

まぁ、他に方法がなく…かもしれませんが。

 

 

それにしても、以前、このブログで「杜氏のいない酒造り 獺祭」について書きました(→ココ

 

獺祭の旭酒造は、杜氏の勘と経験に頼らない「理詰めの酒造り」のためにデータを活用し、

八木酒造部は、杜氏の高齢化に対応して「人の技術を再現した酒造り」のためにデータを活用します。

 

「データを使った酒造り」は同じでも、その理由が全然違ってて面白い(笑

 

日本酒は、たとえ酒米が同じ品種でも、酒蔵によって味は全然違います。

そういう意味では、違って当たり前。そこも楽しみ方の1つ。

 

それにしても、日本酒王国新潟の話題、最近少ない気がするな。 

 

救え、スパムバーガー!

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

スパム、って知ってます(沖縄で売ってるハムみたいな食べ物…)?

 

スパム知らなくても「フレッシュネスバーガー」は知ってますよね。

 

そのフレッシュネスには、全部で16種類のハンバーガーがあります。このスパムを挟んだ「スパムバーガー」というのもあります。

美味しそうですが、売上個数はダントツ最下位。1位のフレッシュネスバーガーの1/10しか売れないとか…。

 

売れないなら必要ないんじゃないの?ということで、メニューから無くそうか…?でもスタッフには大人気なんだけど…。

 

ということで、10/3までキャンペーンが実施されてます。

「ラストチャンス!食べて救おうスパムバーガー」 HPはこちら

 

 

10/3までのキャンペーンで、「売上上位8位に入らなければメニュー打ち切り」。という奇策(笑

 

 

 

多分、商品をよく知ってるスタッフに人気ということは、売れない理由は「知名度が足りない」から。

キャンペーンが話題になれば、スパムバーガーは継続的に売れるようになるハズ!という仮説ですね。

 

確かに沖縄以外では知名度低いです。個人的には好き。

地元スーパーでも扱ってますが馴染みがないためか、奥さんはなかなか買ってくれません(笑

 

 

期間が長いキャンペーンなので、店舗やSNSで随時順位を知らせたり、上位8位に入ったら「感謝セール」とか、いかに飽きさせないか、知恵を絞ってます。

 

 

楽しく参加できそうな「顧客参加型」マーケティングで面白いですねー(笑

確かに、思わず行きたくなります。知名度も上がるし、ネタ消費・共感消費にも。SNSでウケそうなネタ(笑

 

 

なんか気持ち的にも「救わねば!」みたいな(笑

1回も食べた事ないし、存在にも気付いてなかったけど。

 

 

今何位かな?と気になってみてみると…やってます(笑

なんと、現在4位(8/27時点)!

 

このままメニューに残ったら食べる??

いや、それはまた別の話…かも(笑

 

 

宅配クリーニングの提供価値とは?

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

提供価値シリーズ、今日は宅配クリーニングの価値を考えます。

 

女性の社会進出が進み共働き家庭が増えることで、家事の支援サービスが拡大してます。

引取りからお届けまでやってくれる便利な宅配クリーニングの利用は今後も拡大しそうです。

 

そんな中で見つけたのが「リネット」という宅配サービス。 HPはコチラ

 

ところで、どのレベルまで宅配クリーニングに出せます?

コートやスーツはOK。ワイシャツやブラウスもOK。下着は?気にしない人もいますが、基本的にはNGですよね。

じゃあ「Tシャツ」は…?

 

微妙ですけど、出さない人が多いのでは?なぜなら、アイロンもいらないし「家で洗濯した方が早いから」。

ですよね?

 

 

でもこの「リネット」、新しいサービスを考える中で、Tシャツをクリーニングに出す人が結構いる事に気づきました。

何故、わざわざTシャツをクリーニングに出すのか?

 

お客様に聞いてみると…、

「クリーニングに出したTシャツを着ると気持ちいいから」だったそうです。

 

これは、宅配クリーニングに顧客が感じている価値は「便利さ」だけではない

「生活のうるおい」という提供価値もある!という事です。

そこに気付いたリネットは新しいサービスを開発しました。

 

「プレミア仕上げ」サービス。

今までのクリーニングは、洗髪に例えるとシャンプーだけ。トリートメントがない。

プレミア仕上げで、ワンランク上の「生活のうるおい」をサービス化したんですね。

 

これによって、約70%の人が「クリーニングに出す枚数が増えた」と好評だそうです。

 

 

自分の商品・サービスの価値は何ですか?

自分で決めつけてしまってないですか?

気付いていない提供価値、ないですか?

 

思い込みから脱するために、「他人の目」で見直してみませんか?

 

新しい商品やサービスを生み出すには、自分のビジネスや販売しているものの「価値を再定義してみる」ことがオススメです!

 

 

スクイーズって?アイラブピーチいうヤツ、買わされました。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

ミサイル、飛んできましたね…。どうなって行くんでしょう。

 

 

ところで…、娘の夏休みも終わりました。8月末までかと思ってましたが、ウチの中学校の夏休みはちょっと短いようです。

しかも、終わるとすぐに定期テスト。

 

夏休みもちゃんと勉強しないと結構大変です。

そこで、娘と相談して夏休みの間、「少しだけでいいので、毎日勉強する」という目標を立てました。

 

実行するには当然、インセンティブ=ご褒美が必要(笑 …ということで、実行できたら何か欲しいものを1つ買ってあげる約束をしました。

 

高価そうなものだとヤだなぁと思ってましたが、欲しいモノを聞くと迷いなくスクイーズ。それも「アイラブピーチ!」

「こんなんでイイの?」と10回くらい聞きましたが、これでいい、のではなく「これがイイ」と。

ふーーーん。

 

 

amazonから届きました。コレ(写真)です…。

 

 

 

何して遊ぶモノなのか?楽しいのか?何でこれが2,800円?、という大人的な疑問はともかく、本人は大喜びです。

ギュッと潰してゆっくりと元に戻る低反発感をキャーキャー言いながら楽しんでます…。

 

まぁ喜んでるのでイイんですが。

流行りモノが分からなくなっていくのって、何かサビしいなぁ…。

 

という今日は独り言。

 

素通り観光から滞在型観光地に変える方法②

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

さて昨日の続きです。

少子高齢化やインバウンドの増大の中、各地域は観光客誘致に一生懸命。

でも、観光客に来てもらうことが目的ではなく、地域にいかにお金を落としてもらうか、が重要で「観光消費額」こそ問われるべきだ、というのが昨日の内容でした。

 

 

出雲市の観光客のうち、市内に宿泊するのはたった5%、62万人。

どうすれば観光客は素通りせず、出雲市に宿泊してくれるでしょうか?

 

市が取り組もうとしているのが、「日が昇る」伊勢(三重県伊勢神宮)に対する「日が沈む聖地」のポジション

今年の4月に島根県の海沿いの景観が「日本遺産」に選ばれたことを最大限活用しようという作戦です。

その1つが「夕日鑑賞バス」。灯台や海沿いの神社を巡るバスツアー。

その他、出雲大社でも午前7時半からガイドと境内を歩くプランをスタートし早朝の参拝をおススメ。

 

確かに、どちらも宿泊しないと味わえないですね〜。

気になるのは、早朝の参拝ってご利益(ごりやく)多いのかどうか(笑

 

 

でも自分なら行くか?と考えると…。

 

「日が沈む聖地」はいいポジションですが、ウリがキレイな景観だけではダメ。日本海側はどこもキレイです。

どこにでもある価値ではなく、出雲ならでは、の力強いストーリーが必要

特に出雲は死後の世界への入り口と言われ、神話が豊富な独特の世界観の街。歴史や言い伝えを紐解けば必ずストーリーは見つかります。「聖地」というのを活かしたいですね。

 

あとマストなのが「食」のコンテンツ。特に、出雲大社の門前町を活用した「まちあるき・食べ歩き」はどうでしょう?「食」は日本人でも外国人でも必須のコンテンツです。出雲そばとか有名ですけどね。

 

 

もともと出雲大社の周りには大型の無料駐車場が完備され、わざわざ「神門通り」という門前町を通らなくても参拝できるそう。便利だけどもったいない(笑

 

門前町で有名なのが三重県の伊勢神宮の「おかげ横丁」 →HPはコチラ

参拝者が増えて門前町が賑わうのではなく、門前町の魅力を高めて参拝以外の目的も創り出すことが重要。出雲に限らず、伊勢は観光で参考になる点がたくさんありますよ。

 

とにかく出雲市、色々と手を打って頑張るようです! 

追い風のように、市内には大型宿泊施設が相次いでオープン。高級温泉旅館からビジネスホテルまで色々選べるようで、宿泊が増えるといいですね。

 

効果につながるか、滞在型観光地化!

 

それはそうと、我が新潟県の取り組みは?? 

 

素通り観光から滞在型観光地に変える方法①

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

インバウンドも順調に増加している中、全国各地では今後いっそう観光客の争奪戦が激しくなってます。

 

観光を考えるときに重要なのが、「観光消費額」。観光に来る客数もモチロン大事ですが、現実には観光客がお金を使ってくれないと、地域の活性化にはつながりません。

 

行政を中心とした観光の取り組みを見ていると、そこがキチンと理解されてるか?理解されてても施策に結びついてるか?…ということが疑問だったりします。

KPIが「観光客入込数」になってる行政の取り組み、多くないですか??

 

 

…さて、観光客にお金を使ってもらうには?ということで島根県出雲市の取り組みです。

言わずと知れた「出雲大社」が観光のメイン。2013年に平成の大遷宮もあり、今も観光客はたくさん来てます。年間では1,200万人も!

 

しかし、出雲市に来る観光客のうち、市内に宿泊した人は「全体のわずか5%」…

縁結びの神様に参拝した後は、みんな他の観光地へ移動してしまい、地元でお金を使ってくれません。

 

こうした状況に歯止めをかけ、出雲市に宿泊してお金をたくさん使ってもらおう!というのが出雲市の取り組み目的です。

 

難しく言うと、「滞在型観光地化」

 

さて、観光客に素通りさせず、出雲市に宿泊してくれるための取り組みは?

続きはまた明日。

 

 

 

ちなみに出雲大社で参拝した観光客は、松江市へ移動する人が多いようです。そういう観光ルートのツアーが多いんですかね??気になったので調べてみたら、松江市の人気NO.1スポットは「松江城」…。

なるほど、城マニア多いですもんね(笑

 

「地域大学」は観光客より地域住民重視で

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

全国で地域活性化に向けて「地域大学」なるものの設立が目立ちます。

 

学校教育法に基づく大学ではなくて、地域の観光スポットなどを会場に講座を開く、誰でも参加できる大学です。

当然、卒業しても学位はもらえません。

 

北海道の上川町でも「大雪山大学」というのが開校。HPはコチラ

「山に学び、山で学ぶ」をコンセプトに、大雪山をキャンパスに様々なカリキュラムを展開するそうです。

なかなか面白そうなHPです。

 

 

「◯◯大学」というと、これまで「シブヤ大学」とか「丸の内朝大学」とかが有名。あと「大ナゴヤ大学」とか。

どれも都心ど真ん中で、多くの人が集う場での取り組み。つまり、マーケットがかなり見込める場所での展開です。

そういう場所だからこそ色んな企画が成立する、という面があるのですが、一方、「大雪山大学」。

 

確かに大雪山で展開するカリキュラムは魅力的ではあるものの、観光客が常に参加するかというと、ちょっと難しいかも…。

 

 

 

思うに、こういう取り組みは、観光客相手を狙うより、まずは住民参加。

大雪山大学なら、「地元上川町の地域資源に対する住民の関心を高める」ということを目的にした方がうまくはずです。

 

観光客のニーズはこれまでの物見遊山中心から、地域の生活に密着した旅へと変化してます。地域住民との触れ合いとか、ですね。

 

ということは、住んでる住民が地元の観光資源について理解しているか、誇りを持っているか、ということが地域の魅力を観光客に伝えるためにとても重要、ということ。

 

つまり上川町で言えば、大雪山という貴重な資源について、住民が理解を深め誇りを持って自慢できること。

これを目指すのが、地域活性化の近道

 

そんな風に思います。注目ですね!

 

「話しかけない接客」は何故増えてるか?

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

「話しかけない接客」、また最近ニーズが高まってるようです。

やっぱり店員さんと話すと「買わないと申し訳ない」と思ってしまうから??

 

ニュースサイトの調べによると、アンケートで「服を買う時、放っておいてほしいと感じたことがある」と答えた人は80%を超えるとのこと。

そりゃそうです。一度くらいは思った事があるはず。それがイヤで買い物が面倒、という人も結構多いですよね。

特にオシャレな店に行くと緊張します。

 

 

そんな中、セレクトショップの「アーバンリサーチ」。

なんと、手に持つと「声かけ不要!」の意思表示になる店内用のショッピングバッグを導入。(一部の店で)

 

面白いですね〜。「久しぶりの娘との買い物がゆっくりできた」という年配の女性の声など、概ね好評だとか。

 

また、ある美容室では来店時に記入するカードの中に、「ヘアスタイル以外の話はしたくない」という項目を設け、選んでもらっているようです。

 

どれくらいが選ぶかというと…なんと半数!

美容室や衣料品店での会話をストレスと感じている人がいかに多いか!

 

しかし、ここまでくると店側としてもちゃんと考えないといけないレベルですよね。

 

ウチの店は、高度な専門知識と丁寧な接客がウリです!では生き残れないかも(笑

そもそも、商品知識はお客さんの方が詳しかったり…。

その日本語、おかしいよね的な接客だったり…。

サービス業受難時代です。

 

 

でも、話しかけられると面倒、緊張する、買わされる感満載…など、「放っておいてニーズ」は昔からある話。

 

近頃何故また?というと、

1つは、「会話しないで買い物するスタイルが広がった」こと。

ネットでの買物はもちろん、コンビニでもほとんど会話の必要はありません。でもまぁこれは、必要なら会話もできるし…。

 

もう1つは、「商品情報を知る事が簡単になり、店員のアドバイスが必要なくなった」こと。

いつでもスマホ片手の人々は店員に聞かなくてもすぐ情報収集できます。こっちは結構深刻です。店員が必要ない、という事なので。

 

もっと言えば、店員や美容師と会話していた「ちょっとしたスキマ時間」も、今は「スマホによって自分の時間」になってるからかもしれません。自分の時間だから人と会話するのが面倒…とか。

 

スマホの影響って、思ったより大きくて、いろんな場面に影響してるなぁ、と改めて発見。

 

しかし、声を掛けられるのがイヤなお客さんと、店員の説明が必要なお客に集中できる店側のメリット、これ、案外WIN-WINの関係ですね(笑

 

「話しかけない接客」、やっぱりこれでイイのかも。

 

中学の部活でもみえる、強いチームの特徴。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

さて先日、娘の部活の大会を見に行きました。女子バレーボール部です。

人気がない部活なのか、2年生はわずか4人。1年生が10人という構成のため、1年生の娘も試合にどんどん出られます(笑。

今回は8チームのリーグ戦で計7試合戦いました。

 

結果は…

7戦全敗!

中途半端よりよっぽどいいですね。気持ちがイイ。あとは上がるしかない成績…(泣

これから頑張ってくれるとイイですが。

 

 

でも強いチームはさすがに上手。ジュニアからバレーボールしてる子も結構いるようです。

でも強い理由はそれだけではないですね。特に目立ったのは、

 

他のチームが試合している時の様子。

 

強いチームは当然ながらキチンと整列して試合見てます。

ウチのチームは…? あれ、観戦に来た親となんか話してるけど。誰か注意したら??

 

 

…これは「紀律がない」という話じゃありません。軍隊みたいに右ならえ!では楽しくない。

 

「強くなりたい!」という意識が共有されているかどうか、という話です。

あるいは、「自分たちは、こういうバレーボールがしたい!」とか。

 

会社や組織で言えば、「ビジョンの明確化と共有」。

超大事なことですよね。

 

全員が強くなりたいと思っていれば、自然と他校の試合の見方も変わってきます。

 

あとは、メンバーを引っ張るリーダーが明確だとチームがもっと締まるんですが…。

ウチのチームには残念ながら、まだそういうリーダーが不在のようです。

 

でも、結果は全敗でしたが惜しかった試合もありました。

その試合に出てた子は、終了後悔しくて泣いてました。

 

なんだ、全然見込みあるじゃないか!(笑 頑張れ!

 

でもまぁ、とりあえず目標は1勝!ということで。

 

日本で根付くか、買い物代行ビジネス

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

海外で広がっている買い物代行サービス。日本でもベンチャー企業が本格的にサービススタートだそうです。

(オネストビー HPはココ

 

提携してるスーパーや専門店の商品をスマホを使って注文すると、買い物コンシェルジュが店舗で購入して、自宅に配送してくれます。最短で1時間…確かに便利。

 

北海道のニセコでテストを終え、都内でスタート、とのこと。まだ一部の地域ですが、対象の地域を拡大していく、とのこと。

どう拡大していくか注目のサービスです。

 

ただ、海外のサービスとちょっと違うのは、企業のスタッフが購入して配送してくれる点。

 

そもそも買い物代行サービスは、UberAirbnbみたいに、あらかじめ登録している一般の人が買い物代行して家まで届けてくれる、という「シェアリングエコノミー」として成立しているようですが、まだ日本ではそこまで…ということでしょうか。

 

知らない人に買い物の中身まで知られ、家まで教えるという点は確かに抵抗がありそう…ですね。

 

 

一方で、今や「買物難民」と言われる日常の買物さえ不自由な地域はどんどん増えてます。

必要な日々の買物が簡単に済むとなれば、知らない人に家を教えるのがイヤ、とか言ってられなくなるのも事実。

 

考えてみれば、そもそも宅急便や郵便局の人は知らない人です(笑 

それに配達の人には、「この家、amazonでしょっちゅう買物してんな〜、とか、中元歳暮で送られてくるのはビールばっかりだな〜」くらいは知られてるハズ。だったら気にする事ないかも…。

 

 

 

知らない人に依頼するサービスとして抵抗なく受け入れられるためには、最初は、地域・町内・マンション内など、「顔の見えている知り合い」が買物代行してくれるしくみが必要かも、ですね。

代で近所の人の買物代行をする、みたいなイメージ。とっつきやすいと思います。

町内会長さんにまとめて注文してもらいましょう。

 

まずは使ってもらって、「やっぱり便利!」という実感を持ってもらうことが大事。

 

いずれにしても買物代行というサービス自体は、好き嫌いというより、今後どうしても必要なサービスになります。

 

 

ビジネスもどんどん進化してますが、サービスを受ける側も賢くいかないと、という事ですね〜

  

人間を使わず、宿泊料を全て収益にする「変なホテル」

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

「変なホテル」って聞いたことありますか??  →HPはコチラ

ちゃんとした名称です。ハウステンボスで開業したロボットがフロントに立っている大人気ホテル。

コンセプトは「変わり続けることを約束するホテル」。

 

来年夏に早くも第3棟がオープン予定ですが、スゴイのは、更に省人化を進め、宿泊料金を全て収益にする事業モデルをつくるということ。

 

気になるロボットは、フロントはもちろん、お掃除ロボやエンターテイメントロボなど多数の予定。

パスポート照合を30秒で行うシステムや、ゲーム機、ヴァーチャルカラオケ(?)、ロボットがカクテルを作るBARなどなど…。インバウンドにも大人気必至です(笑

 

変なホテルオリジナルグッズ(オリジナルカレーとか)の自動販売機などの付帯売上でホテルの原価を賄うことで、宿泊料金をすべて利益にすることを目指すとか。このモデルで世界にも進出するそうです。

 

でもって、このNEWSの裏にある大事な点は、「ホテルという業態に、人の手がどんどん必要なくなっていくこと」。です。

 

もちろん、世の中のホテルの全てがそうなる訳ではなく、人の手を通した付加価値の高い宿泊施設もアリです。でも、宿泊業界全体に必要な人間の労働力は間違いなく減少していきます。

 

同じように、これまで人間が担って来た仕事に今後どんどんロボット化の波が押し寄せることは確実です。

新しいテクノロジーやイノベーションは話題にもなるし、どんどん世の中に浸透していきます。その一方で、人間の仕事が減っていく時代…。

個別に見ると痛みを伴う場合も多いですね。仕方ないといえばそれまで。

 

でも、よく考えていきましょう。

自分の仕事は、人間しかできない仕事か?

機械の方が効率良くないか? もしそうだとしたら、どうするのか?

 

今の小学生は、現在存在しない仕事につく可能性が高い、とはよく言われていることですが、本当にそんな時代がそこまで来ているようです。

自分だけは大丈夫なんてことはないですね。

 

アナタは大丈夫ですか??

 

 

日本初!ドライブスルー葬儀場はアリ?

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日もちょっと気になるNEWSを発見。シェアします。

 

長野県上田市で「ドライブスルー葬儀場」がオープン予定とのこと。

 

車を降りることなく葬儀に参列できるシステムで、専用レーンを1台ずつ進み、受付台に備えられたタブレット端末で名前や住所を登録、香典を預けることができるそうです。

さらに「自動焼香システム」(!)により、その場で焼香することもできるとか…。

さらにさらに、喪主をはじめとする場内の参列者は、その様子をモニターで確認できる!

 

スゴイ…。

 

どういう対象顧客を想定しているかというと…

①車椅子で生活しているようなお年寄りが参列しやすいように。

②忙しい人が増える中、平服でも「顔だけは出したい」という人に。

 

①はまだわかるけど、②はちょっと違和感…という反応が殆どかなぁ…。

 

確かに高齢化社会で、葬儀そのものに参列する人はお年寄りが多いので、「これなら参列できる」、という人も増えそうですね。体が不自由で参列はムリだけど、せめて車の中からでもお別れがしたい、というニーズはあると思います。喪主側も、「Aさんは来てくれたが、Bさんは来てくれなかった…」的な想いもあるかと。

 

 

個人的には「アリ」です。体が動くうちは使いませんが(笑

 

しかし、「革新的なサービスは、最初は大きな抵抗がある」のも確か。

ペットボトルのお茶なんて、最初は誰も売れると思ってなかったし、最近増えているお墓のマンション化なんかもそうですよね。

 

ドライブスルー葬儀も、高齢化がどんどん進む中で、消費者ニーズをとらえた画期的なサービスになるかも。

要は気持ちの問題で、「そうまでして来てくれた!」と思われるのか、「その程度の気持ちなのね」と思われるのか…。生前のお付き合いとか人間性がやっぱり大事だということ。そこに変わりはないです。

 

 

それにしても、「ドライブスルー」という言葉に抵抗が大きそうですね。

手軽とか時間短縮というイメージから、時代に合わせた消費者のための新しいサービスというポジションで訴求できたら、あっという間に広がるかもしれません。

 

いいネーミング考えたらいいのに。

とりあえず、今後にちょっと注目です!

 

中学の定期テスト。平均点は「分からない」?

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

ちょっと前ですが、中学生になった娘の初めての定期テストがありました。

 

少し前から勉強の計画を立てて自分なりに頑張ったようです。

初めてのテストなので、割とみんなしっかり準備するんでしょうね(笑

何事も計画通りには行かない訳で、充分に勉強できたかというと、本人評価は今ひとつ、って感じでしょうか。

 

結果は…

5教科の合計点はまずまずで、よく頑張りました!

数学がイマイチだったようで…。点数は書きませんが(笑

 

娘に「ところで平均点は?」と聞いたら「平均点は、教えてもらえないから分からない」とのこと。

まぁ、他の生徒との比較というより、100点目指して頑張りましょう!というのが本筋なのは分かるけど、勉強のモチベーションとかね、周りと比べてどういうレベルにいるか、知らないとダメでしょ。

 

中学生といえど、まずは己を知る!そこから戦略が生まれる、ハズ。

数学は捨てよう(笑、とか。いや、捨てちゃダメだけど。

 

今どきの方針なんですかね?なんかちょっと違和感。

 

でも最初のテスト、頑張ってくれたから、まぁいいか(笑

 

ドーナツ屋さんのセール手法

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日はマーケティングの基本、売り方の工夫の話。

 

近くのドーナツ屋さん、普段あんまり人が入ってません…残念ながら(笑

そこでこのドーナツ屋さん、セールを始めました。

 

1個130円のシンプルな定番ドーナツ、10個で1,300円のところ、「10個で1,000円!」セールです。

いいんですが…

 

ちょっと残念。

 

自分が店主なら…どうしますか??

 

自分なら…例えば、

①もう1つ値書きを加える …「5個で600円!」

売り方の工夫としては、「お客様の選択肢を増やす」こと。松竹梅とよく言いますが、複数の選択肢を提示した方が売れます。特に真ん中の価格帯が。自分の経験でもそうですよね。

しかし、そもそも同じシンプルなドーナツ、10個も買う人がいるのか?という疑問は残りますが…。

 

②期間限定!とか、今だけ!を加える

お客様にいつでも買えると思われては買う気が起きません。今だけお得!と感じてもらえる限定感、大事です。

 

③ドーナツのバリエーションを広げる …「どの種類でもOK、10個で1,500円!」

同じドーナツそんなにいらないし、他のも食べたいでしょう?中には高いドーナツもあると思うので、まとめていくらにするかは考えればいいんですが…。

 

どうでしょう??

 

売り方の工夫として、お客様の選択肢を増やす、限定感を訴求するということです。

ちょっとの工夫で売上、変わるんだけどなぁ…。

そもそもこれ、「顧客目線」というより、「売り手目線」企画のような気がします(笑

 

ちなみにこのセール、見つけてから3ヶ月ほど経ちますが、今もやってます。

店の写真、載せようと思いましたが止めました(笑

ポスターはいつも貼ってあるんですが、接客の時にお知らせとか、ちゃんとしてますかね?

 

この企画、どれくらい売れてるのかなぁ??

 

高まる時間価値。飲み物買うにも時間節約!

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日は先日見たTVの話から、時間の価値について。

 

最近の駅の飲料自動販売機、進んでますね(笑 毎朝駅で飲み物を買っていく人、結構多いと思いますが…

・まず、アプリを使って、降りる前に電車の中で買いたい飲み物を選ぶ

・駅に降りたら自販機にスマホをかざすと、その商品がすぐに出てくる

・決済はもちろんキャッシュレスで

 

いやぁ、便利です。

 

でも…疑問。

①途中で気が変わらないか?…いや、いつも買う商品が決まってる人には超便利か。

②必ずその自販機で買わないといけない?…いや、いつも通る道は決まってるハズ。やっぱり超便利。

 

まぁ、いくつか疑問はありますが確かに便利です。

 

 

スマホの普及で、人々は常にオンライン

今まではボンヤリできた、ちょっとしたスキマ時間。

今や空いた3分間で、仕事で部下にメールで指示はできるし、プライベートで家族と行くレストランの予約もできたりして、仕事とプライベートの境目がどんどん無くなってきてます。

 

これ、ちょっとしたスキマ時間の価値がすごく高まってきている、ということ。

 

少しの時間とはいえ、ムダにしたくない

貴重な時間を使って失敗したくない

そんな心理が見えます。

 

話は飛びますが、こんなことから、何故ディズニーリゾートやUSJがあれだけ人気か? …ということにも繋がります。

そう、「失敗したくないから、鉄板コンテンツが売れる!」のですね。

キュレーションサイトが人気なのも、同じ理由です。溢れかえる情報の中から、必要な情報を誰かがまとめてくれる、と考えれば。

時間価値を高めてあげるビジネス、今後もっとヒットする可能性大です。

 

 

ちなみに、好きなラーメン屋さんに行ったら、必ず同じラーメンを食べるタイプです。

ウチの奥さんは、名物メニュー以外の食べたことないメニューに果敢にチャレンジするタイプ。

別のラーメン食べて美味しくなかったら勿体ないじゃん、と言っても聞き入れません。

 

これ、時間価値じゃなくて性格の問題ですかね(笑

 

 

砂川市いわた書店。1万円選書の価値

こんにちは、価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日は提供価値の話。

 

知っている人も多いかも?ですが、北海道砂川市の「いわた書店」、面白いです。

知らない人?調べてみてください。消費のあり方の1つの変化が分かります。

 

今、世の中の商売でもカナリ厳しい部類に入るのが、「町の本屋さん」。

競合は大型化する大手書店はもちろん、言うまでもなく最大の脅威はアマゾン。アマゾンは町の書店どころか、日本の本の流通まで根こそぎ変えて行く勢いです。

最近は本屋さんに行っても、欲しい本があるとその場でアマゾンで中古を探します。家電業界でよく言われた「ショールーミング」ですね〜

 

そんな中、当然ながらフツーの町の本屋さん、どんどん減少してます。利便性、価格、品揃え…「本を売る」という機能において、まったく勝負になりません。

 

さて、いわた書店。場所は北海道砂川市、人口は約1万7千人。

この書店、お客一人ひとりに合った本1万円分を店主の岩田さんが選んで宅配してくれることで有名に。

 

超人気で現在は年間4回、それぞれ3日間だけ注文を受け、全国からの応募数は毎回約3千件!さらに抽選で300件まで絞るそうなので、本を送ってもらうには結構な難関です。

 

お客さんの年齢・職業・家族構成などの他、「人生で嬉しかったこと、悲しかったこと」とか多くの質問を店主がじっくり読みながら本を選んでくれます。

でも、その本が必ずしも注文者の悩みを解決してくれる訳ではないでしょう。

 

ポイントは、様々な質問に答えることで「注文者が改めて自分を見つめること」

 本という商品を通して、そういう機会を提供することが、いわた書店の提供価値かもしれません。

 

そもそも始まりは、店主の先輩が「本を買いに行きたいけど時間がないので、お金を渡すから本を選んで欲しい」と依頼されたこと。

 

その先輩は、本が欲しかったのでしょうか?

 

 

これって、従来の「買ってください!」という商売とは全然違います。

必要なモノはみんな、一通り持ってる時代。ネットで便利に何でも変える時代…。

商品ではない価値、ありますか?

 

商売してる方、あなたの商売の提供価値は何ですか??

 

 

ニット製品を温泉で売る!

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

久々に地域のお話。新潟県五泉市はニットの有名産地です。

でも多くの産地がそうであるように、大手アパレルの下請けがメインのお仕事。

昨今の衣料品不振で売上は徐々に減少。ニット工場も減少を続けていましたが、そんなOEM主体の商売から脱しようと、オリジナルブランドを作る取り組みが本格的に始まってます。

 

そんなメーカーの1つ、サイフク。 (minoのHPはこちら)

中でも、ニットのポンチョ、minoというブランドがあります。

 

ポンチョって、どんな時に着ます?

ファッションとしてフツーに着るのはもちろん、旅行なんかに行くと良くないですか?

ちょっと肌寒い時、屋外でも室内でも気温調節にはちょうど良い。ニットなので丸めてバッグに放り込んでもシワにならないし。

 

このmino、デザイン的にもオシャレで結構人気があり、既にアパレルなどの小売店で約400店で扱っているそうです。

そんなブランドなんですが、新たな販路として観光地の宿泊施設に目をつけたようです。

ロビーとかで販売するんですって。

 

商品特性や使用シーンを想定した、いい目のつけどころですね。

 

ただ。。。

よく温泉宿の土産物コーナーに、おばちゃん向けの服、売ってますよね。ああいう感じで販売するとせっかくのブランドが毀損します。確実に(笑

 

販売先の宿泊施設もよく吟味しないと。。。どこで売っても良い訳ではないです。

売り方も、ラックに並べて置いておくだけではダメでしょう。

価値を伝えるために、浴衣の上に羽織ってもらうものとしてお客様に実際に着てもらうとか…。近隣の観光地巡りに行く時に貸し出すとか…。

 

でも、使用シーン(使ってもらいたい)シーンを想定してそこに販路を、という取り組み自体は非常にイイですね。

あとは、ブランドとして価値を伝えるための工夫です。

 

 

んー例えば、星野リゾートとかに、かっこいいオリジナルポンチョを作る提案をするとか、湯めぐりできる温泉地の高級旅館に売り込むとか、色々考えられそうです。

 

やっぱり、いいアイデアっていろんな想像が膨らみます(笑

 

銭湯は刺青OKで、スーパー銭湯ではダメな理由

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

先日見つけた、なるほど!の話をシェア。

 

温泉の刺青問題が最近盛り上がってるようですが、知ってました?

 

昨年10月、観光庁が実施したアンケートの結果、入れ墨・タトゥーがある客の入浴について約56%の施設が拒否と回答。

 

拒否している施設の多くは、日帰り温泉やスーパー銭湯といった"温泉施設"であり、町の銭湯ではない。

というのも、町の銭湯では、入れ墨・タトゥーを入れているからといって、入浴を断ることを法律で禁止されているから。(知ってました?)

 

銭湯は日常的な入浴の施設であるため。「一般公衆浴場」に分類される。

入浴し身体を清潔に保つことは万人に認められた行為であり、入れ墨・タトゥーを理由に入浴を断れば、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定めた憲法25条の「生存権」に抵触する可能性がある。 

 

一方、日帰り温泉やスーパー銭湯は、「その他公衆浴場」に分類され入浴料も自由設定できる、完全な民間企業。「憲法でいう最低限度の生活」には直接関係ないレジャー施設であり、刺青を理由に入浴を拒否しても問題ないということ。

 

 

なるほど!というのと同時に、これだけ外国人観光客が増えている中で、実は結構大きな問題。

外国では刺青の文化の国も多いし。これもグローバルスタンダードの1つかも。

 

町の銭湯もこれを逆手にとって、「外国人OK、刺青ノープロムレム!」キャンペーンなんかやったら、結構面白いのでは??

日本人の日常に触れる旅に注目が集まってるので、結構人気になるかも。

 

地元のじいちゃんと一緒に、裸で風呂上がりのフルーツ牛乳のむのも、いいJAPAN体験になるね。

 

 

ほっかいどうマーケットは海外で成功するか?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

日本全国の都道府県が、特産品の市場拡大や観光による交流人口の拡大に取り組んでます。

 

つまり、外にモノを売り、外から地域に来てもらう事で市場を拡大しようとしています。

 

そんな中で、北海道の事例です。

言わずと知れた観光の一大ブランド「北海道」はどんな取り組みを?

 

北海道はすでに国内外に「どさんこプラザ」を展開してます。東京にも以前からあるので、きっと行った事のある人も多いですね。内容は、まぁ北海道のお土産屋さんです。

 

さて北海道、次は海外、タイの「バンコク伊勢丹」の中に「ほっかいどうマーケット」を来年の3月まで出店しています。海外はシンガポールに次いで2カ所目。

スイーツや水産加工品など、約100品目を扱うそうです。

 

道は、2018年には道産食品輸出額を1千億円に拡大する目標で、「どさんこプラザ」も出店拡大に意欲とか。

 

個人的には「どさんこプラザ」はいわゆる土産物屋さんなので、もっと商品的にも土産でないモノも増やして欲しいかな、と。

「今だけ、ここだけ」的な商品や、農産物も定期的に買えるようにする、とか。

まぁ、個人的な感想です。

 

いずれにしても北海道は日本の一大ブランドです。

今後どんな展開で拡大していくのか、ちょっと注目してますよ!

 

今や、決戦は「水曜日」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

ドリカムの「決戦は金曜日」知ってます?

 

このブログを読んでくれている人は20〜30代の人が多いので、リアルタイムでは聞いたことないかも、ですが多分知ってる人多いですよね。

 

さて、昨今。

男女の話ではなくて、外食ビジネスやスポーツジム、習い事ビジネスの世界では、

「決戦は水曜日」になりつつあるそうです。

 

何故??

というと、企業の「ノー残業デー」

 

ケンタッキーフライドチキンでは、新しいキャンペーンなど週の立ち上がりが木曜日なんだそうです。

だから、週末の金土日に次ぐ売上の多い日は木曜日が不動。

でも自然発生的に水曜日の売上がどんどん伸びています。何もしてないのに(笑

 

特に、「夕方以降の持ち帰り」が急増。しかも郊外の店ではなく、駅前やショッピングセンター内の店舗の売上が伸びています。

そう、「会社帰りにケンタッキー買って家で食べる」という行動が増加してるという事ですね。

 

スポーツジムでも同じ傾向が見られるようです。

ジムは毎日行くとなると結構負担です。

ジムで週2〜3回運動する人は多いですが、平日に1日、週末に1日、というとちょうどいいペースかも。

 

習い事や会社帰りのちょい飲みなど、週の真ん中でちょっとストレス発散!

これくらいがちょうど良い1週間のペースなのかもしれません(笑

こういう業界の人は、水曜日の夕方、ちょっと注目してみた方がイイかも。

 

合コンもあんまり飲み過ぎないように、週の真ん中水曜日で!

なんてケースも多くなるかも、ですね

 

日本橋の富山県見つけた

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

先日、久々に日本橋に行ったら「富山県」を見つけました。

オシャレなアンテナショップです。

場所は、日本橋のたもと、というか、日本橋三越新館のすぐ脇。

目立ちます(笑

 

平日の夕方であたりは少し暗くなっていたこともあって、超目立ってます。

 

中は、「富山の上質を選ぶ」特産品販売の他、「旬の富山を味わう」和食レストラン、「富山の銘酒を飲み比べる」富山バー、「富山をもっと知る」観光情報発信。

富山と首都圏を繋ぐライフスタイル発信!という事です。

 

完成して間も無いので、キレイでオシャレですが、平日の夕方ということもあって中にいる人の姿はまばら。

 

おそらく行政がかなり補助してできた情報発信基地なんですが、つい思うのは、

「この一等地で、経営としてはどうなってるんでしょう??」つまり「儲かってるのか!?」

 

首都圏での広告宣伝、という建前は当然理解できますが、商売としてはなかなかチャレンジブルです(笑

売上だけでは計れませんけどね。でも物件賃借料、内装費も結構お金かけてそう。

 

商売として採算性を度外視してこういう箱モノをたくさん作るのは、公共事業でお金をばらまくのと、どこか似ている気がして、個人的には若干違和感が…。

儲かってるならいいんだけど。

 

この効果をどう図るのか、判断は誰がするのか、そういうことが気になります。

撤退条件とかあるんですかね。3年赤字が続いたら撤退する、とか。

 

撤退なんて県の恥だ!だから税金使ってでも絶対維持する!

とか、いかにも言いそうで…。

 

そうなっちゃうと、もう誰のためにやってるのか、と。

富山県はそうでないと信じますが…。

 

ふと日本橋で思ったことでした

 

新潟博覧会② 行動しないのは危機感がないから?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

先日の続き、中川政七商店開催の「新潟博覧会」の様子です。

 

そういえばちょっと立ち聞きしたトークショーで、中川社長が言ってました。

(正確な言葉は覚えてないけど、発言の主旨は合っている、はず)

 

「何かをやって失敗するより、何もしないのが最も愚かな選択。

新しい取り組みができないのは、結局のところ、危機感が無いから

「10回失敗しても、1回成功すれば元は取れる。だから、やらない意味がわからない。」

そして、

「こういう話をすると、大きく頷いてくれる人が10人くらいはいる。でもその中で実際に何かやるのは、1人いるかいないか…

 

ん〜、その1人にならないとね、やっぱり。

 

 

という訳で、お土産のおむすびセットを夕食に。

 

西蒲区の若手農家チームFARM FRAG✖︎中川政七商店300周年限定「おむすび結び」

 

いや、米が美味しい。さすが新米。

中川政七商店の奈良漬もうまい。常に冷蔵庫に入れておきたい。

 

ウチの奥さんは、デザートの「無花果羊羹」にハマりました。

そら野テラスで売ってるらしい。買いに行かなきゃ(笑

 

三条ものづくり学校、新潟博覧会のみどころは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

今月の6日から9日まで、三条ものづくり学校で開催されていた「第4回(!)新潟博覧会」、最終日にようやく行けました

あの中川政七商店の開催で何とか見たかったので良かった(笑

 

今回は燕三条で行う「工場の祭典」(こうば、です。こうじょうじゃないよ)と同時開催で、ものづくり学校の玄関や入り口も「工場の祭典モード」でした。

普段なかなか手に入らないタダフサさんのパン切り庖丁も売ってました。

 

いつも思うけど、燕三条って地域のまとまり力が高いなぁ。

燕市と三条市は仲があまり良くないようですが、民間では「手を繋ぐべきは、繋ぐ」ということなんでしょう。

やっぱりスノーピークや玉川堂など、どんどん世界に出て地域を引っ張っていくリーダーがいると、地域の動きが全然違いますね。

勉強になります、燕三条!

 

それにしても、初めて来ましたが、

売場づくりも素晴らしいし、体験ワークショップも盛りだくさん。

中川政七商店の中川社長や玉川堂の玉川社長のトークショーもちょうどやってました。

 

時間なくて参加できなかったけど、いい話盛りだくさんだったんだろうなぁ…

 

もっとゆっくり来たかった…。

 

感じの良い店の共通点とは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

前回、前々回と接客のポイントについて、自分の言いたい事だけ言う、悪い事例を出して書きました。

 

ポイントは「傾聴と共感」です。

 

たまには悪い例ではなく良い例も。

 

前回書いたバッグ屋さんに行った同じ日に、夕食を食べに行った近くの「ホルモン屋」の話です。

 

ホルモンは、まぁ美味しい訳ですが、この店の接客良かったです。

 

何が?と一言で言うと、「顧客の立場で考えてくれる」ところ。

もうちょっと言うと、「顧客に売り込むのではなく、コミュニケーションしようとしている」ところ。

 

ちょっと用があって、家族より少し遅れて店に行きましたが、それに合わせて店に着いたらすぐに肉が出てきます。

待っててくれたようです。こうやって書くと大したサービスでもないですが(笑、

驚いたことにそういう配慮をしてくれたのは、アルバイトの若いお兄さん判断です。

 

明らかにバイトの若いお兄さん。

その後も注文の度に、笑顔で一言二言、声をかけてくれます。

 

教育が良いのかなぁ、と店長とも話してみましたが、

教育、というよりシンプルに、「良い人」なんですね(笑

 

昼間悪い接客でウンザリしてたので、良く見えすぎたかも(笑

 

ちなみにこの店に入る前に、自転車を停めようとしてたら隣の居酒屋の店員に「そこに停めるな」と怒られました。

「あんた、ホルモン屋のお客?」だって。

隣のホルモン屋は混んでるのに、自分の店はガラガラで機嫌が悪かったようです…。

その居酒屋、名前書きたいですが我慢(笑  

そのかわり、二度と行かないけどね。

 

そういう少しザラついた気分でホルモン屋に入ったので尚更良く見えたのかも…。

でも、とにかく我が家総意で「リピート確定」なんです(笑

 

販売につなげるには、まず傾聴&共感ですね

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨日の続きです。

 

お客さんの言うことより、自分の言いたい事を優先する、売り込み感満載の接客の話でした。

 

では、どうすれば??

 

前回も一言書きましたが、まず必要なのは「傾聴」です。

せっかくお客さんが話してくれる訳です。頼まれもしないのに。

例えば、どんなニーズがあるのか?

買う時にどんな事が気になるのか?価格はどうなのか?

 

これらは全部、ヒントです。

購入の背中を押すポイントや、どういう悩みを解決すれば購入に繋がるのか?

品揃えの改善にも、もちろん繋がります。

そのチャンスを逃すのは、まず「勿体無い」

 

そして、お客さんは自分に「共感してほしい」のです。

さらに、悩みを解決してほしい訳です。

 

この革のトートバッグで言えば、

「手に普通に持つと地面にくっつきそうになる時も確かにありますね〜。

でもやっぱり、肩にかけた時のバランスの良さや、スーツに合わせた時のスタイリングのカッコ良さは捨て難いですね〜」とか。

 

その後で、品質や「使い込んでいくと革の良さがもっと出てきますよ〜」とか。

適当ですが(笑

 

とにかく、まずは「傾聴」&「共感」

その後で「お客さんが悩んでいる事の解決策や、悩みを上回る魅力」を会話の中でちゃんと伝えられれば、もっともっと購入に繋がります。

 

売り込もう、というのは逆に言えば一生懸命ということ。

そこは偉いです。買わないけど。

でもそういう自分一番な販売員が増えてる気がします。

 

「お客さんは、あなたの一方的な話なんて聞きたくないんですよ〜」とレクチャーしてあげたい気分。

誰にも頼まれてないけど(笑

 

「売り込まない」「お客さんに共感してくれる」でも、「商品の良さはしっかり語れる」。

スキルというよりマインドの問題ですね〜。やっぱり接客は「人と人」なんですから。

 

そういう販売員だと、私もリピートしたくなります!

「その人から買いたい!」そうお客さんに言われる販売員が増えると、モノの消費も多少は増えると思うんですけどね!

 

売れないのは、お客さんに共感できないから。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

ちょっとここのところ、ブログ更新が停滞気味でした。

反省中です。

 

さて、久々に「顧客づくり」のテーマ、というか、販売員の接客のお話。

良い接客は「顧客づくり」に当然つながりますよね。

 

 

先日、前から欲しいと思ってた革製のトートバッグ探しに行きました。

行った店は繁華街の商業ビルから、つい最近郊外へ移転した革バッグの専門店。品揃えはなかなか良かったので、前からたまに覗いていた店です。

 

ところが、郊外への移転でお客様が減少したのか、販売員の売り込みがスゴくて…。

というか、とても困った接客の内容でした。

 

なかなかカッコ良いA4タテ型のトートバッグを見つけて、販売員の女の子と話してました。

 

私:「タテ型って、かっこいいけど、地面につかないようにちょっと肘曲げて持たないといけないこと、結構ありますよね〜」

タテ型って実際、階段とかで微妙に段差にぶつかったり、ちょっと屈んだ時にバッグの底が地面に着かないか、気になることが結構あります。

トートなんだから肩にかければイイじゃん、というツッコミはともかく。

 

女の子:「いいえ、そんな事ないです。まっすぐ立ってると丁度いいバランスですよ!」

私:「トートって重いもの入れると、少しバッグの底が下に沈むしね〜」

女の子:「いいえ、しっかりした革なんで大丈夫ですよ!」

私:「…」

 

全部は書きませんが、ずっとこんな調子です。

受け答えが全部「いいえ」から始まるんです。

そう、否定。

 

そして、いかにこの商品が良いか、というトークが始まります。

売り込み感、満載です。

さらに言えば、タテ型のバッグ、この販売員の女の子はきっと使った事無いです。

もう、話を聞くのがメンド臭くなって帰ってきました。

 

 

(これじゃ売れないなぁ…。商品は良いのに)と店を出た後。

リュックを探していて、同じ女の子と話していたウチの奥さんが「あれじゃ売れんわ」と両断(笑

結構、キビシイのです。

 

お客さんが言ったことが正しいかどうかは別にして、まずは傾聴、というか共感してほしい訳です。買い物に来た身としては。

商品の良さアピールはその後で充分。

他の店にも同じようなモノあるし、そもそも今日絶対買わないといけないモノでもありません。

 

でも、イイですね、鍛えがいがある。別に頼まれてないけど(笑

 

じゃあ、どうすればイイの?というのは、また次回ですけど。

 

うなぎ味の別のモノ…②ナマズ

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のIchiroです。

 

昨日の続き、ここのところ、うなぎ関係につい目が行きます。

 

さて、うなぎ味の別のモノ、今日は真面目な話、

「うなぎ味のナマズ」

あの「近大」発です。

 

「近大マグロ」は知っている人も多いと思いますが、今年の夏の土用の丑の日に合わせて、全国約120店舗のイオンで発売されました。

 

近大って突き抜けてますねー。

マグロだけじゃなく、他の学部も魅力的です

入りたい大学ランキングでも急上昇だそうですが、HP見ても他と全然違いますねー。

 

ちなみに国際学部、HPが面白かったので是非みてください。 ➡︎近畿大学 国際学部

 

 

うなぎは乱獲が続き、今では15年前の約1/3まで減少してます。

(代わりにうなぎ味の蒲鉾を、という話はコチラ

 

近大のビジネスモデルは、というと、

近大発のベンチャー企業が、なまず養殖業者へ飼料や稚魚を販売。

成魚に育ったところで養殖業者から買い上げて、それを外食産業やイオンなどの小売業者へ販売して利益を得る、というもの。

まだ販売数量が少なく収益化は出来てませんが、提携する業者が増えれば利益が上がってきます。

そのためにもTVなどで「うなぎ味ナマズ」が話題になれば…というトコロでしょうか。

 

商売上手、というか戦略的ですね

 

そういえば、養殖したマグロを使って専門店もオープンさせてました。

 

そんな近大の以前のコピーです

「マグロ大学って、言うてるやつ、誰や?」

 

素晴らしすぎます(笑

 

 

うなぎ味の別のモノ…①かまぼこ

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

夏休みに名古屋に遊びに行った時に食べた「ひつまぶし」。

そろそろ食べたくなってきました。

 

スーパーでもついうなぎに目が行きますが、西日本のカリッとした焼き加減が好きな我が家では、なかなかスーパーで買う事はありません。国産うなぎは高いし、安いのは中国産…。

今の所、中国産うなぎを食べるほど勇気がありません。

 

そんな時見つけた「うな次郎」

 

うなぎじゃありません、練り物です。つまり「かまぼこ」

作ってるのも「一正(いちまさ)蒲鉾」という新潟の会社です。

うなぎの代用として、相当に研究を重ね、満を持しての発売。

 

 

まぁ、ネタ的に、ハズレてもいいやー、という感じでつい買ってみました。

 

全然期待せず食べてみましたが、いやこれが、結構うなぎっぽいんです。

ひっくり返すと、うなぎの皮的なものまで再現されてます。蒲鉾で。

 

ちゃんとタレと山椒もついてて、温かいご飯に乗せて食べると…「アリ」ですねー(笑

単身赴任中だったら、週2で食べるかも。超簡単だし。

 

いやーバカにできません(笑

 

そしてこの「一正蒲鉾」。大学時代に毎年、年末にバイトしてました。

正月用の蒲鉾づくりのバイトです。

 

いやー懐かしいなー、工場長元気かなぁー、いやもうとっくに定年してるか…なんて、

うなぎ味の蒲鉾、つまみながら思い出しました(笑

 

ちなみにビールのつまみ、というより温かいご飯にのせて「うな丼」的に食べるとよりうなぎ感がでます(笑

 

攻めの農業と新ブランド米「新之助」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

「攻めの農業」。この言葉、聞いた事ありますか?

 

地方創生が叫ばれる中、地方の強みである農業の活性化に向けて、産地の自治体が地元産品の輸出支援の動きが活発化してます。

 

冒頭の「攻めの農業」は、政府が掲げるスローガンです。

重点品目の海外への販売促進の補助など、輸出額を1兆円に増やす計画です。

それを受けて、各地の自治体が独自の政策を実行していく訳ですね。

 

例えば山梨県では、海外向けの糖度の高い最高級のブドウや桃を集荷する輸出専用の選果場を整備しました。

長野県のある町では、越境ECのアリババや信州大学、地元企業と組んでリンゴやブドウの海外販路開拓に努力しています。

 

スゴイなぁと見ていましたが、我が新潟県はどうなんでしょう??

 

攻めの農業、かどうかは別として、最近、コシヒカリに次ぐブランド米として、「新之助」というお米が発表されました。 HPはコチラ

既に先行して一部の料理店で提供されてますが、先日、東京で新之助のパッケージ発表会が行われ、県内でもNEWSになってました。

 

県外に浸透させていきたいので、発表場所が東京というのはまだ分かりますが、ゲストは女優の真矢ミキ。

なぜに真矢ミキ?? 個人的には好きです(笑

 

また、新之助プロモーションのパートナーシップ協定を締結している、早稲田大学ラグビー部からの応援メッセージも。

なぜに早稲田大学がプロモーションパートナーなんでしょう?しかもラグビー部。

ご飯、いっぱい食べそうだからですかね(笑

 

…意味がわかりません。

広告代理店の提案なのでしょうが、伝えたい価値がよく分からないです。

タレント呼んでお米食べさせて「美味しいです〜」って、B級グルメ番組の食レポ並みの発想力です。

 

そもそも新潟のお米のニーズは全国でも高いですが、今求められているのは高級ブランド米のラインナップ充実より、「加工できる、リーズナブルな、新潟産の米」です。

外食産業や加工品でも米の産地にこだわりたい、ということです。

 

 

将来に向けた戦略的なものを全然感じない発表会でした。残念、新潟!という感じでしょうか。

 

設備投資がベストとは思いませんが、山梨や長野と比べて、ちょっと複雑な気分です…。

 

何年も研究を重ねた上でのデビューなので、味は美味しいと期待してますが…。

10/5から一部店舗で先行販売なので、とりあえず食べてみますね。

 

 

エシカルとサスティナブルとレスポンシブル③

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨今、環境や社会、人権などについての問題解決とビジネスの両立に取り組む企業が増えています。

 これからの社会では不可欠な視点になってますが、そういうことを表す似た言葉は色々あります。

 

なので少し整理を…ということで今日は最後、

「レスポンシブル」

 

 

「責任ある」ということです。

 

企業を主語に使われることが多いですね。

CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)とか。

 

ついでにCSRについても整理しておきます。CSRとは…、

企業は大規模になるほど、株主の私的な所有物から社会の所有物へと社会的存在という性格が強まりますよね。

(近所のおじさん一人の八百屋さんより全国展開スーパーの方が、社会的な存在と言えます。個人的な好みは別にして。)

 

なので、企業は株主だけでなく、顧客や従業員、取引先、地域住民などの様々なステークホルダー(利害関係者)の利益を実現することを求められるようになります。

(自分の利益だけを求める株主もいますが。)

 

従って経営者は、企業をそうした社会的な存在として運営していくという社会的責任を負っている、という考え方です。

 

これは、単なる法令遵守という意味以上に、企業の信頼度や競争力にまで関わる大きな問題となっています。もちろん株価への影響も…。

 

 

書いていて思いまいたが、上記のCSRについての整理で、この「レスポンシビリティ」について説明できてしまった感が…(笑

 

自分なりの整理では、エシカルな取り組みや、サプライチェーン全体のサスティナブルな取り組みの1つ1つに責任を持つ企業の行動を指す言葉が「レスポンシビリティ」という位置付けでしょうか。

 

つまり、先進国中心の企業利益追求だけでなく、地球全体に優しい視点を持った責任ある企業運営が求められている、また、そういう姿勢(があるかどうか)を消費者からしっかりと見られている、という今までにない時代になったということでしょう。

 

 

エシカル、サスティナブル、レスポンシビリティと似ている言葉の整理をしてみました。

いずれも「自分たちの世界を、より良い世界にしていく」という大きな本質の考え方は同様だと思いますが、ビジネスマンとしては、ちゃんと理解して使い分けたいですね(笑

 

 

お役に立ったらウレシイです!

 

エシカルとサスティナブルとレスポンシブル②

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨今、環境や社会、人権などについての問題解決とビジネスの両立に取り組む企業が増えています。

 これからの社会では不可欠な視点になってますが、そういうことを表す言葉は色々あります。

 

なので少し整理を…ということで前回に続き、今日は

「サスティナブル」

 

 

「持続可能な」と訳されます。

 

少し前は、途上国の開発問題などで、環境と経済発展の両立をどう図るか、の指標的な使われ方が多かったようです。

この「サスティナブル」は比較的新しい言葉で、これまでの「経済発展こそが幸せ、企業の利益追求重視」の姿勢が、世界中で環境問題や社会問題を引き起こしてきたことへの反省という視点から出てきた考え方です。

1992年の第1回地球環境サミットで初めて「持続可能な発展」という考え方が発表され、環境保全が謳われました。

 

 

今では、環境だけでなく、「将来にわたって産業や社会、地球全体の環境を存続させるための、より良い選択をするすべての手段」を対象に使う場合も多く、概念がだいぶ広くなってきてます。

 

商品製造で言えば、素材や商品の単体ではなく、素材づくりや製品づくりのプロセス全体を指したり、全体がより良く循環するための手段を指す、ということですね。

 

 

「環境保全」と「経済メリット」、「社会利益」のバランスを取りながら発展していくことを目指すのが「サスティナブルな社会」だと言うわけです。

 

 

そうそう大事な視点がありました。

将来にわたって持続可能ということは、「子供達の世代の利益を損ねない」ということでもあります。

有限な地球資源を大事に使い、自然環境を維持しながら次の世代に引き継いでいく…。

 

自分も子どもがいるので、こういう言い方だともっとグッとくる人が多くて、理解が深まるのでは…。

そういう視点のキャンペーン、もっとやったらいいのでは?と思ってますが、どうですかね?

 

とりあえず今日は「サスティナブル」についてでした。

 

次回は最後、「レスポンシブル」で!

 

エシカルとサスティナブルとレスポンシブル①

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨今、環境や社会、人権などについての問題解決とビジネスの両立に取り組む企業が増えています。

 

これからの社会で企業が利益を生んで継続的に維持・成長していくには、そういう視点がもう不可欠になってます。

 

こういう取り組み、いろんな言葉で表現されたりしてますが、ちょっと整理をしてみようかと。

 

まず今日は「エシカル」

 

直訳では、「倫理的な、道徳的な」となります。

よく「エシカルな消費」とか消費行動を指す言葉として使われる場合が多いですね

 

エシカル消費とは、価格や品質だけでなく、「商品が誰によって、どうやって作られたのか」を重要視します。

発展途上国で児童労働の末、安価で作られた商品…環境を汚染しながら大量につくられる商品…

こんなのは全然エシカルではないです

消費者の側がそういう視点で商品を選び消費する事が、「エシカルな消費」と言われる行動です。

 

エシカルを付加価値にした商品への関心は日本でも徐々に高まっています。

「似たような商品なら、社会貢献に繋がるほうが良い」

「環境に配慮する満足感が得られる、子供達の将来に役立つ消費がしたい」…

 

百貨店や専門店でもエシカルを切り口に商品提案したり、催事をやったりしてます。

 

こんな関心や行動が高まっていくにつれ、当然、課題も出てきます…。

というのも、倫理や道徳は生まれ育った環境や宗教、教育などにより異なる場合もあるから。

 

誰かが決めた基準や価値の押し付けになっては本来のエシカルな消費では無くなってしまう場合もあり得ます。

また、途上国の支援のつもりで行った事が、逆にその国の自立を妨げたり…という事も起こりえます。

 

エシカルな商品に「認証マーク」をつける、なんて議論も行われているようですが、結局のところ、極めてシンプルな、誰が見てもおかしいということをしない、という基準でないと難しいと思います。

 

 

例えば、児童労働させて作った商品は買わないようにする、とか、環境に配慮していない企業の商品は買わない、とか、そういう大きな基準に基づいて、個人個人が良いと思う消費行動をする。

これしかないかな?と思います。

 

「エシカルを認証する団体」なんか作ると、絶対利権が発生してエシカルじゃなくなるので…(笑

 

 

今日は「エシカル」について簡単に整理して、思った事を書きました。

 

次回は「サスティナブル」で!

 

農業体験は受け入れ側も楽しい。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

前回、「畑の朝カフェ」について書きました。

体験と共感がその売りモノ、という話。

それはお客さんへの提供価値です。

 

もう1つ大事なのが、「受け入れる側の感じる価値」です。

朝カフェで言えば、農園の皆さんにとっての価値ですね。

 

以前、何回か農業体験のイベントを主催した事があります。

そこで印象的だったのは、参加者の楽しげな様子もそうですが、受け入れてくれた農家の方々の楽しそうな様子でした。

普段、農家の方々は消費者との接点がありません。

だから、自分の作った作物を、エンドユーザーである一般消費者がどう感じて食べているのか?ということを知る機会がない。

 

出来た作物を農協などにに出荷する、だけでは消費者の反応は分かりません。

分かったとしても、他の人が作った作物と一緒に出荷するので、自分の作物への反応は分からない。

 

ところが農業体験では、反応がダイレクトです。

自分の仕事を理解してもらうこと。「美味しい」と直接言ってもらうこと。

 

これは普段味わえない、作る側の喜びですね。

 

お客さんの反応を知る事は、商品の改善にも繋がります。もっと美味しい作物を作ろう!というモチベーションにもなりますよね。

まさにお互いにとってメリット大です(笑

 

売る側と買う側の価値のWIN-WIN、というか、生産者と消費者の「共創価値」と言えますね

 

こういう機会を作る事も、楽しい仕事の1つ。

イベント、そのうちやりたいと思います!

 

体験と共感の「畑の朝カフェ」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

さて、ちょっと間が空きましたが、先日行った「畑の朝カフェ」について…。

HPはコチラ

 

会場の一角にはこれまで5年間の朝カフェの様子の写真パネルが。

写っている参加者もいい笑顔、農園のブースにいる農家の方々もみな楽しそう。

 

やっぱりこういう場で提供しているのは、食事や農作物ではなく、「ここでしか味わえない雰囲気」や、「皆で楽しむ一体感」なんだと再認識しました。

 

聞いてみると、その日お手伝いしているスタッフの皆さんも、もともとは参加者として朝カフェに来た人だそうです。

お客として来てその楽しさに魅せられ、その後スタッフとしてお手伝いする。しかもボランティアとして…。

 

結局、提供しているのは「体験や共感」なんですね。

自然の中で、土に触れたり、美味しい食事を、皆と…。

 

こういう価値観の消費がどんどん増えています。

「売るべきもの(提供すべき価値)は、やはりモノではない」、と改めて感じました。

 

5周年「燕三条  畑の朝カフェ」にはなぜ人が集まるのか?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

先日ですが、オリンピックで寝不足の中、早起きして行ってきました。

 

「畑の朝カフェ」知ってますか??  HPはコチラ

 

今日は5周年の記念イベントということで、いつもの朝カフェとは違い、参加自由です。

いつもは予約制で、募集開始からすぐに埋まってしまい、なかなか参加できない人気イベントです。

 

燕三条を舞台に、農園主たちによって開かれる、四季折々の作物の旬を味わったり、農作業をしたり、というイベントです。

もう5年も取り組んでるんですね〜。

 

会場は朝早くから多くの人が…。

 

5年も続く人気イベントですが、

ここでは一体どんな価値が提供されているのでしょうか?

 

また明日、続きです!

 

夏休み③ 街中で人が集まる施設づくり 大名古屋ビルヂング

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

先日の夏休み、名古屋シリーズです。この日は大名古屋ビルヂング。

 

再開発で建て替え、今年の春にオープンしたばかりの新しい施設です。

カッコえ〜、さすが都会(笑 といいながら家族で散策。

 

三越伊勢丹の「ISETAN HAUS」オシャレなアイテムが並んでます。(しかしなぜドイツ語?)

 

ここは飲食レストランが超充実してます。

名古屋メシはもちろん、地元の人や近隣ビジネスマンの日常使いも充分OKです。

クラフトビール、じっくり行きたかったですが…残念。

やはり人が集まるのは飲食ですね〜

というか、物販はなかなか名古屋の中心地でも厳しいようです…

 

 

この日の我が家のお昼は「ひつまぶし」。

本当は栄の「いば昇」で、と思ってましたがせっかくなのでココで(笑

 

西日本の鰻は香ばしくてウマイです。関東の鰻とはちょっと違います。

ウチの奥さんは地元や関東で鰻は食べませんが、ひつまぶしは大好物です。

 

そうそう、名駅といえばチャンスセンター。宝くじがよく当たる場所として有名です。

当然買いました!バラで10枚だけ。でも買わないと当たらないからね(笑

 

以前仙台で買った宝くじ、5万円当たって以来、旅行や出張で出掛けた時は、よく宝くじ買います。

いやぁ、楽しみ(笑

抽選いつだっけ?

ネットで服が売れる訳②

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

ネットでは売れないと言われた衣料品がどんどん売れてます。

 

配送サービスや返品の受け付けなど、各企業の努力で「買わない理由」が無くなっていっていることもありますが、大事な視点として、もう2つ書きました。

 

「販売員に干渉されず、気軽に服を選びたい」というニーズ

 

店頭はお客様との接点であり、その後の顧客づくりに繋がる超重要な場です。

リアル店舗としてコミュニケーションやアドバイスを求める顧客層はいなくならない一方で、「そういうの、いらない」という顧客が増えています。

確かに、一人一人のニーズが多様化し、トレンドに乗ることより「自分らしさ」の方が大事という価値観もアリです。いかにも買わせようと迫ってくる店員を見ると、あっちに行って欲しい時もあります(笑

 

これって、リアル店舗を運営する人にとって、結構大きな問題です。

干渉されたくない消費者が増えると、リアル店舗の価値ってどういうことになるのでしょう??

 

販売員の質?商品の編集の仕方?見せ方?この店にしか無い商品?

一言で言うと、そういうことも含めた、その店の「独自性」ということでしょうか。

 

「すべてのお客様に満足頂くことは無理」

そう割り切ってターゲットを絞る。そういう「尖り」を出さないと厳しいということですね。

 

 

 

「店舗に在庫がなくても、ネットでは買える」というニーズ

 

お店に行って気に入った商品があっても、サイズがない、色がない…

そういう経験ありますよね。そういう意味ではネットの方が確かに便利です。

 

そもそも、これから更に人口減少で、衣料品市場も縮小していく中で、メーカーも在庫をたくさん作って…という時代はもう来ません。つまり売れる店にしか在庫は入らない、ということ。

 

なので、「品揃えだけで勝負しているお店は、一層厳しくなる」ということです。

・在庫を確保できるだけの売上をあげる

・リスクを取って商品を買い取る

・SPAのように自分たちで製品を作る  …品揃え勝負で生き残るにはそんな感じでしょうか?

小規模の店舗ではなかなか大変ですね。

 

ターゲットを絞ること、品揃え以外の「ウリ」を持つこと

リアル店舗で生き残るには、この2つがやはり必須、ということです。

 

ネットで服が売れる訳①

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

さて、ネットでは売れないと言われていた衣料品。

 

ところが実際は、百貨店などのショップを大量閉店せざるを得なくなった大手アパレルをよそに、どんどん売上が伸びています。

 

売れないと言われた理由。

・届くのが遅い ➡︎物流の進歩、キメ細かいサービスの実現。

 

・サイズやフィット感が分からない 

➡︎自分の好きなブランドやメーカーなら、サイズは問題なし。初めて買うブランドでも、百貨店などリアル店舗で試着してみればOK。いわゆる「ショールーミング」というヤツですね。

加えて、サイズ交換や返品受け付けなども購買を後押ししてます。

 

・似合うかどうか、自信がない

 ➡︎バーチャル試着などIT活用で改善。

 

どんどん、買わない理由が無くなっていっています。企業努力の賜物ですね(笑

 

加えて、大事なことがもう2つあると思います。

「販売員に干渉されず、気軽に服を選びたい」というニーズ

「店舗に在庫がなくても、ネットでは買える」というニーズ

 

コレ、明日もうちょっと加筆します。結構大事だと思います!

 

ネットで洋服買ったことありますか?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

ブログ、ちょっと間が空いてますが、これから毎日書いていきます!

 

さて、今日は衣料品の販売チャネルの話です。

 

ネットで衣料品、買ったことありますか??

 

先日、百貨店などで展開している大手アパレル企業のブランドや店舗が激減している、という記事がありました。

 

オンワードやワールド、TSIホールディングス、三陽商会など大手4社のショップの閉店が、2015年度からの期間で約1,600店以上!になるようです。

 

バーバリーのライセンスが切れた三陽商会では2015~16年度で、なんと全体の15%に当たる220店舗を閉めるとのこと。ひと昔前からすると、とんでもない事態です。

 

以前は「衣料品はネットでは売れない」とずっと言われてきました。

届くのに時間が掛かる、他の商品を見比べられない、サイズやフィット感が分からない…

売れないだろうという理由はたくさんありました。

 

ところが、今ではネットでの衣料品販売は絶好調です。

代表格の「ZOZOTOWN」では、2016年度の第一四半期売上高は、前年比142%に達します。

多数の実店舗を展開する大手アパレル企業と規模の違いはありますが、スゴイ伸びです。

 

どうしてネットで衣料品が売れるようになってきたのでしょうか??

 

売れないと思っていた理由は、どう解消されたのか、

明日、また考えてみます

 

ちなみに、ネットでの衣料品購入。自分では経験無いと思ってましたが、1回だけありました。

昔流行っていた「アバクロ」のパーカー(笑

 

夏休み② 自分を見つめ直す旅 伊勢神宮

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

夏休みの話、2回目。伊勢神宮です。

 

今回は行く予定ではなかったものの、せっかく三重まで来たから…ということで予定を変更して神宮へ。

随分久しぶりですが、これで4〜5回目くらいでしょうか?

 

知っている人も多いと思いますが、伊勢神宮は、正式には「神宮」です。伊勢の地名は付きません。

 

 

やはり空気感が違いますね(笑 

静謐な、というか、厳かというか…

神宮の中を流れる五十鈴川(いすずがわ)なんて、もののけ姫が出てきそうです(笑

 

神宮には、いつ来ても大勢の観光客がいます。以前と比べて外国人も増えているような気もします。

 

ところで、なぜ多くの人が集まるのでしょうか?

おかげ横丁は確かに楽しいですが、他には特に何もありません。

基本的には、参拝するだけです。

 

神社では、

・神聖なものに触れて何かを感じる

・日頃の感謝を伝える

・願い事やご加護をお願いする

 

そして、そういうことを通じて「自分自身を見つめ直す」

そういう気持ちが、人々を神宮へ向かわせるのでしょうね。

 

また行きたいです。

 

夏休み① アクアイグニス 地元民に愛される日帰り温泉とは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

今日は夏休みの話題シリーズです。

今年の我が家の夏休みは、「名古屋&三重」でした。

目的は、久しぶりに友達に会ったり、随分とご無沙汰している名古屋グルメを味わいに。

 

いわゆる観光目的ではなかったので、娘はちょっと楽しくなかったかも…。

でも、中学生になると部活や塾で忙しく、家族旅行に行く間もなくなると聞いてるので、

まぁ、良かったです(笑

 

名古屋も意外と観光で行く場所が多くないので、初日は三重へ。

以前から行ってみたかった「アクアイグニス」です。  リンクはここ!

 

一言で言えば、地元のデザイン性の高い日帰り温泉。

地元の老若男女で賑い、みんなのんびりと過ごしていました。

 

温泉は良かったです。普段家族から、カラスの行水と言われてますが、珍しく1時間は温泉に入ってましたよ。

車の運転で疲れたのもありますが…(笑

 

ここは、温泉以外にも、辻口博啓シェフのスイーツ店、山形の名店アルケッチャーノ奥田政行シェフのイタリアンなど、「食」が充実しており、食目当ての観光客も多いです。

パンも人気で開店と同時に地元客が買いに来てました。

 

宿泊者の朝食、このパン屋さんで一人600円(かな?)の好きなパンを選んで、店に持ち込むシステムになってます。

つい買いすぎます(笑

うまいこと考えてるなぁ…

 

宿泊は、通常8畳くらいの和室で、まぁ普通ですが、離れはオススメです!

この日は中国人の団体が泊まってました。こんなところにまで!という感じですね

 

 

思ったよりも地元の人が多く、「ウチの町にあるおしゃれな日帰り温泉」、という感じです。

他の地域の人にもちょっと自慢できる感じでイイですね

 

よく考えれば、地元の人に愛されなければ、観光客も来ませんよね(笑

 

地元民用、観光客用、なんていう区分はナンセンスです。

旅行客の関心は、「訪れた地域の人々の、日常の暮らしやそこに根付く文化への興味」に変わってきています。

 

観光施設も、国内の日本人であれ、訪日外国人であれ、多くのお客様に来てもらうには、

「まずは、地域の人々に必要とされること、愛されること」です!

 

カスタマイズが◎。光るスニーカー「オルフェ」

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

最近、デザインや色柄を指定して「カスタマイズ」できる服や小物が増えていると思いませんか?

 

オーダーメイドは従来からありますが、技術の進化により、今までよりも手軽で安く、「自分だけの一品」を手に入れられるようになってきました。

 

特にカスタマイズが活況なのが「スニーカー」。

中でもスゴイのが、Orphe(オルフェ)」 コチラが記事

 

足の動きを感知するセンサーとBluetooth内臓で、様々なアプリと同期することで、光の色や光り方だけでなく、靴を電子楽器のようにも使えたりします。

また当然、ダンスのモーション確認やゲームのコントローラーとしても活用可能。 

 

ベンチャー企業が2年かけて開発したそうです。

 

確かにスゴイ! 自分には必要なさそうですが(笑

 

 

カスタマイズは、モノが必要ない現代の消費者にとって魅力ある提案で、

自分らしさを表現できる商品へのニーズはますます高まっていくハズです。

 

と同時に、売り手にとってもムダな商品を作らずに済みます。

技術が進化してコストが安くできれば、売り手・買い手の双方にとって◯ですね!

 

面白いカスタマイズ、まだまだありそうです。また探してみます(笑

 

農業が国策なら、農家は公務員でいい?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のcihiroです。

 

昨日の続きです。

 

では、どうしたら?という話ですが…

 

 

例えば、ですが、…

①農家の希望者を公務員にしたら?

 

食料自給率は確かに大きな課題です。

希望者は所得保障して貰いながら、食料自給率を一定に保つため、決められた量の作物を毎年国に納める。

所得は公務員として一定。作物が決められた量に満たない場合は減額。

 

一方、公務員では無く自助努力で頑張りたい人は、どんどんやってもらう。

大きな所得が望めるよう、販路拡大や輸出などへのサポートは国として必要ですね。

 

効率を上げるため、農地を集約・改革したら?

 

ただでさえ減反の問題や離農する人が増えており、農地が点在するなど非効率な状況になっています。

離農された土地を集約・整理して一括で農家に貸し出すなど、大規模化による効率化を図らないと厳しいのでは?

 

大規模化に伴う機械購入の支援とかも必要ですね。

機械、とても高いので(笑

 

 

色々な問題はあると思いますが、農業県に住む身として、今後勉強してみたいと思います。

 

農業人口が減少するのは?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

昨日の新聞です。

日本の農業人口が今年に入り初めて200万人を割り込んだというニュース。

1990年には480万人を超えていた農業人口は減少の一途です。

なんと4掛けです。

こんなに就業者が減少する業界、他にないかもしれないですね。

 

 

要因は高齢者の離農若者の就農の伸び悩み

定年を迎えて就農した団塊の世代は増えていますが、他の年代は軒並み減少だそうです。

 

以前からNEWSでは、田舎への移住や、都会での生活から子育てを機に地元へ帰って農業を志す、という若者が多く取り上げられているだけに、こんなに減少している感じはしませんでしたが、現実はもっと厳しい状況のようです。

 

若者の就農が進まない最大の要因は、「儲からないこと」

 

いくら農業が好きでも、食べていけなければ続けていくことはできません。当たり前ですが。

 

こういう状況の中、とかく語られがちなのが、農家の所得保障です。

所得補償しないと農業人口はどんどん減少し、日本の農業は…云々。

 

 

食料自給率の問題など理解できる面もありますが、

個人的にいつも思うのは、

国から所得保障を貰いながら農業して、農家は楽しいのでしょうか??

 

全員とは言いませんが、やる気のある、前向きな農家はそれでは不満なのでは??

 

もっと良いモノを、とか、もっと効率を上げようとか、

そういうモチベーションは所得保障を貰いながら保てるものかどうか、個人的には疑問です。

 

 

国策として農業は必要だ。

だから、国として所得保障をしてでも、農業人口を確保し農業を支えなければならない、と言われます。

 

一方で、日本の農業は世界的に見て、特に農業大国オランダ等と比較しても、効率が低いとも言われます。

 

もともと効率が低い上に、モチベーションが働かないとしたら、ますます農業はダメになっていくのでは?

と個人的には思うのですが…。

 

なかなか難しい課題ですが…

ちょっと長くなってきましたので、続きはまた明日!

 

 

今週は名古屋行きます。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

懸案だった夏休みの家族旅行ですが、

「名古屋」に決定です。

 

娘も小学校最後の夏休み。中学生になるとなかなか部活や勉強でゆっくり出かける機会も無くなります。

 

ちょっと寂しいですが、この機会に第二の故郷、

名古屋へ。

7年間住んだ、懐かしい街です。

(ちなみにウチの娘は名古屋生まれなので、生誕の地、ということですが)

 

名駅(メイエキ:名古屋駅)の辺りも大規模な開発が目白押しで、どんどん進化しているようで楽しみです。

 

あとは名古屋グルメ、目一杯楽しんできます。

何を食べるか、まだ家族会議中です…(笑

 

マストは「あんかけスパ」と「ひつまぶし」!(チャオ派といば昇派です)

 

ポケモンGOの使い方① スタンプラリーの進化版

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

ちょっと久々のブログになりました。

毎日連続投稿が途切れて残念ですが、気をとり直して…。

 

ところで今、「ポケモンGO」スゴイ話題ですね。

任天堂の株価も急上昇、日本でもリリースされ間違い無く社会現象です!

官房長官までこの「ポケモンGO」に言及してました。

確かに公共マナーや安全性など、トラブルが想定されますが…。

 

ところで、この「ポケモンGO」、

小売店やイベントなどの集客に使ったらどんな事になるでしょう??

 

「ポケモンGO」と提携して、自分の店に来ないと出現しないキャラクターを設定したら、スゴイことになりそうです。

そういう使い方、既に日本マクドナルドが実施するようですが、どうなるでしょう?

安全問題で業績急降下中のマクドナルド、起死回生の一手になるか、注目ですね。

 

 

「位置ゲー」と呼ばれるGPSを利用したゲームは既にありましたが、老若男女に圧倒的な知名度のポケモンを使うことで、もう一段新しい位置ゲーの使い方が生まれています。

 

小売店や商店街でお客様の買い周りを高める為の「スタンプラリー」。

昔からある手法で目新しくはないですが、「ポケモンGO」みたいな「位置ゲー」を利用することで、新しいスタイルのスタンプラリーができそうです。

 

もっとも、位置ゲーで人を呼ぶことはできても、売上に繋がるかは、また別問題ですが(笑…。

 

そういう意味では、買い物よりも、「観光」に適しているかもしれません。

 

位置ゲーで地域のオススメスポットを回ってもらいながら、観光スポットの写真をSNSに投稿し、地域マップと連動させたり…。

これまでと全然ちがう観光マップとか、簡単にできそうですね。

 

「ポケモンGO」関連では今後どんどん新しい周辺ビジネスが生まれてくるのは間違いないです。

 

ちょっと注目してみていきたいです!

 

人にしかできないサービスを

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨日のサポートタクシーのお話の続き。

 

こういう新しいサービスは何故生み出されたのか、というとやっぱり現状への危機感だと思います。

 

タクシーの法人需要が減る中で、個人の需要を取り込むため、生活の細かいニーズに合わせたサービスを開発していく必要があった、ということです。

 

 

加えて、将来的には車は自動運転化されていく事は間違いないです。

ひょっとしたら、運転だけでなく、荷物の積み下ろしや乗り降りの補助なども、そのうち機械化やロボットの仕事になるかもしれません。

 

その時、タクシードライバーという仕事は無くなっている可能性が高いですが、

一方で「人にしかできない仕事」もあるはずです。

 

日本交通川鍋会長の言葉です。

「タクシードライバーはパイロットからキャビンアテンダントに」

 

目指すのは、まさに「人にしかできない付加価値の提供」ですね

参考になります!

 

タクシー運転手はドライバーじゃなくアテンダント?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

面白いサービスを見つけました。

 

斬新な取り組みで以前から注目を集めるタクシー会社、「日本交通」。

 

今度は、高齢者の日常の用事をドライバーが手伝ってくれるサービスです。

 

高齢者が一人では行きにくい場所まで運転し、希望すれば買い物や墓参りの手伝いまでサポートしてくれます。

墓参りの時は、ドライバーが墓石の掃除や花の取り替えなども…。

勿論、買い物の時は相談にまで乗ってくれるとか。

 

介護保険タクシーより気軽に利用でき、多い月で予約は200件を超える人気ぶりだそうです。

 

当然、何回か利用していると、お気に入りのドライバーもできますよね。

こうなると、もう「お抱えドライバー」です。リピート必至(笑

 

当然、ドライバーのサービスレベルが重要で、介護職員研修やAED講習、接客研修などを経て、社内で認められたプロが担います。

 

ある女性は、認知症となった義理の母を自分で送り迎えしていましたが、このサービスを使うことで、物理的にも精神的にも負担が大きく減り、家族との関係が改善したそうです。

 

1つの例ですが、今後高齢化が進み、高齢者の介護や認知症などで家族の負担がどんどん増えて行くことを考えると、このサービスには「人を運ぶというタクシーの価値」をはるかに超えた提供価値がありそうです。

 

 

これも面白いです! 「陣痛タクシー」 →詳しくはコチラ

 

あなたの商品、残念ながら選別されてます。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

今日は、お客様の「選別」の話。

 

よく増税を機に、

お客様の選択眼が一層厳しくなっているという話、聞いたことありませんか?

 

「買わなくてはならないモノ」。例えば生活必需品は、減らしたくてもなかなかできないので、コストパフォーマンスで選ぶ。

一方で「(絶対必要ではないけど)買いたい・欲しいモノ」は、より厳しく「選別」して買う。

 

その選別で選ばれなかったお店や商品サービスが売上を大きく減らしています。

 

市場のパイが拡大しない中では、

「選ばれなかった」ということについて、多くのお店はもっと考える必要があるかもしれません。

 

他のモノではなく、自分の商品サービスが「選ばれていくためには、どうすればいいか?」

選ばれている商品サービスは、「何が理由で選ばれているのか?」

そして、その「選ばれた理由をもっと磨いていくには?」

 

それを考えることは、実は「お客様のことを考える」ということでもあります。

 

簡単に言うとお客様に「どうしたらもっと喜んでもらえるか?」

 

そしてそれは、商品サービスの質や量だけを考えればいいのでしょうか?

打ち手は「セール」ですか?、「値引き」ですか?

それ、お客様が本当に喜んでいますか?

 

そうでもない時代に入ってきてますよね(笑

 

選挙行きましたか?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨日は参議院選挙でしたね。

 

投票行きましたか?

 

私は家族で行きました。といっても選挙権があるのは2人ですが。

 

新潟は1人選挙区で、自民党vs野党統一候補の全国でも注目の選挙区でした。

知りませんでしたが、安倍首相も3回も新潟入りしてたみたいです。

 

私が誰に投票したかは置いておき(笑、

結果は大接戦で、野党統一候補が勝利。

まさに「ハナ差」の勝利でした。

 

BSで池上無双の選挙速報見てましたが、やっぱり選挙結果は国民の責任。

 

でも、こういう番組、選挙前にやってくれると結果は変わるのに…とも思います。

 

選挙に出る人には相応の勉強と覚悟を持ってもらいたいものですね。

 

驚くレベルの提案ができないと…

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨日の「企画の意義」の続きです。

 

昨日は「付加価値の作れない企業は、今後業績が伸びない」と書きました。

もうひとつ、今の時代、「編集権はお客様が持っている」とも書きました。

 

「編集権」をもう少し具体的に言うと、

例えばファッション。

昔:全身アルマーニでOK(これ着ていれば安心)

今:コーディネート自由(ヴィトンとユニクロを合わせても、自分らしければOK)

例えば雑誌。

昔:プロの編集者がコンテンツを編集

今:自分で情報を検索する、自分好みのコンテンツを読みたい、自分で発信する…

 

みんなが平均点ではなく、「自分らしさ」が重要視され、WEBの進化でそれが可能になってきている、ということです。

 

そういう時代に、今後小売業などの店頭やお客様との接点に携わる「プロ」がやるべき大事なこと、とは

①プロとして、自分で編集することに付加価値をどうつけるか

②レベルの高い、「スゴイおすすめ」を提案する

 

要は、モノ余り+WEBの進化の中、さらに編集権がお客様に移っている中で、

本物のプロとして「お客様が驚くもの」を編集・提案できないとキビシイ、ということです。

 

お客様が驚くもの、

それは商品だけではなく、ステキな空間や時間(消費)をデザインして編集していくことも必要です。

 

商品サービスを販売していくためには今の時代、そこまで考える必要がありますね!

 

企画の意義

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

 

今日は企画について。企画の意義です。

 

知っての通り、今はモノが余っている時代です。

モノにはモノとしての価値が当然ありますが、みんな必要な大抵のモノは持っている時代です。

なので、そういう時代にモノを売る商売には、モノの価値以外に、スタイルの価値や付加価値が必要です。

ではどうやったらそれが作れるか?

 

それが企画の力だと思ってます。

 

企業の売上もモノの価値ではなく、付加価値のクオリティに比例して上がっていくということ。

つまり、付加価値が作れない企業はもう売上が伸びていかない、ということになります。

 

そしてもう1つ。

今は、「編集権」をお客様が持っている時代です。

 

この辺りは明日続きを!

 

Kslab   Twitter始めました。

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

昨日から取り組んでいたTwitterとの連携、なんとかスタートです。

 

先生に教えてもらいながら、でしたが、これからちょっとツブヤキも始めます。

 

よろしければフォローお願いします!

kslab   です

https://twitter.com/kslab0027

 

アイコンは、ウチの娘(♀4歳)!

TEST Twitter Start準備

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

これ、Twitterとの連携テスト中。

テスト投稿ですが、勿体ないのでそのままに(笑

 

なかなか難しいです…。

「強いブランドづくり」一旦、最終回です!

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

「強いブランドづくり」24回目で一旦、最終回です! (追加できっと書きますけど…)

これを機にまとめ読み、どうでしょう!

やっと「獺祭」ありつけました!

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

この週末、埼玉にいる義弟家族が帰ってきての親戚集合でした。

 

みんな集まったのでやっと飲めました。「獺祭」。

先日書いた獺祭の記事は、こちら

 

淡麗辛口な新潟の酒に慣れているので、

結構甘めなふくよかな印象でした(笑

 

吟醸香も強すぎず、食中でも美味しくいただけます!

 

先日書いた杜氏がいない酒蔵の話をしながら、半分以上自分が飲んだかも(笑

 

「すいかまつり」でトウモロコシの大量買い

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

今日は毎年恒例のすいかまつりに参戦。

正式には、「新潟市西区大農業まつり すいかまつり」らしいです。

 

すいかの試食、販売、とうもろこしの販売などの他、特産品のさつまいも「いもジェンヌ」のスイーツなんかも売ってます。

また、近隣の小中学生やなぜかマジシャンのステージなども。

 

ほぼ毎年来てますが、だんだんと人が増えているような気がします。

やっぱり継続的にやっていくことが大事ですね

 

我が家の目的はすいかよりもトウモロコシ。

近所の人や実家にも配る、とのことで大量買いしてました(笑

 

毎年参加者は増えてるようですが、イベントとして、というよりスイカとトウモロコシ目当ての人が多いようです。

我が家もそうですが…。

農産物販売以外のブースも少しありますが、ちょっと勿体ないかも、ですね。

 

買うだけ買って帰る人も多いので、もう少し時間を過ごせる工夫があると、

もっと大きなイベントになると思います。

 

こういうの、手伝ったりしたいですね〜(笑

とりあえず、トウモロコシ茹でて食べます!

 

「ふっこう割」でおトクな九州旅行

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

突然ですが、夏休み、どこか旅行いきますか??

 

我が家はどこへ行こうか、只今計画中ですが、「九州ふっこう割」のNEWSに、心が揺さぶられています(笑

 

「九州ふっこう割」公式HP

 

熊本・大分はなんと最大70%引き!

その他の県でも最大50%引きとのこと…。

いよいよ明日、7/1から順次販売だそうです!

 

以前、福岡や鹿児島は出張で何度も行きましたが、なかなか最近行く機会もなく…。

 

九州の友達にも久しぶりに会いたいし…。と悩み中です。

 

しかし…。

観光旅行に補助金を使って、より多くの人を地域に呼び込む施策はたまにあります。

個人的には、補助金を使っての誘致は疑問です。

とりあえず安くして人に来て貰えば、そこでまたお金が地域に落ちる、ということは分かりますが…。

 

補助金などは、より多くの人に来てもらうための「価値を磨くことに使うべき」、だと思います。

地域がその価値を磨くことで、価値を高め、それに対して適正なお金を払って旅行に来てもらう。

本質的にはそう思います。

 

 

…が、あれだけの大きな影響があれば、致し方ないのでしょうね。

 

もともと九州は、地域の価値を高める努力、かなり力を入れているエリアです。

面白いプロモーションも多いです。

 

「ふっこう割」、競争率が高そうですが、利用する人は是非楽しんでもらいたいですね!

 

我が家は…まだ悩み中ですが。

 

強いブランドづくり その20

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

強いブランドづくり その20     UPしました〜 こちらへ

認知的不協和、ちょっと難しそうですが、カンタンです!

当店のポイントカードはお持ちですか?

こんにちは。価値創造研究所、

主任研究員のichiroです。

 

「顧客づくり」の投稿は結構久しぶりな気が…。

 

さて本題です。

実家の近くに美味しい有名なケーキ屋さんがあります。

特に休日は列をなしてお客さんが押しかけます。確かに美味しいんです。

 

先日実家の帰りに久々に寄って、家族にお土産のケーキを買いに行きました。

 

そしたら会計の際、店員さんに聞かれました。

店員さん:「当店のポイントカードはお持ちですか?」

   私:「いえ、持ってないです!」

店員さん:「そうですか。失礼しました。お会計は◯◯◯円になります〜」

   私:「…。」

 

 

ん〜勿体無いです。これ、他の店でもよくある話です。

ポイントカードって、そもそも何のためでしょう?

 

お店のリピート顧客を増やしたり、優良顧客を認識したりしながら

来店頻度を高めるために、比較的手軽にできるのがポイントカードのメリットです。

 

であれば大事なのは、「まず、なるべく多くのお客にポイントカードを持ってもらうこと」

だから、持っていないお客を見つけたら、チャンスなんです。

でも発行はしない(笑

 

ちゃんと運用して成果につなげるには、「何のためのポイントカードなのか」、お客に接する店員さんにキチンと説明が必要です。

 

恐らく店員さんは、業務の流れとして「会計の際にポイントカードの有無を聞く事、持っている人にはポイントスタンプを押してあげる事」と説明されているのだと思います。

 

レジの業務フローとしては間違ってはいませんよね。

 

でも、店頭でお客様づくりをする、という大事な方針からすると、「主旨が現場まで理解されていない」、だから「発行まではしない(忙しいし面倒だし…)」

=「顧客づくりの業務フローに欠落がある」という事になってしまいます。

 

…勿体無いです。

言ってくれれば、すぐ作るのに(笑

 

個人的には、無記名の単なるポイントカードではなく、顧客カルテの方がいいと思いますが、手軽にできるのは魅力です。

行列のできる忙しい店でいつも徹底するのは難しいのかもしれませんけど…。